JPX日経400の動向に注目、個人は材料株物色
[14/11/26]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は小反落。12.91円安の17394.71円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えている。25日の米国市場がまちまちだったほか、円相場も円安が一服、シカゴ先物も小安かったなか、利益確定の流れが先行した。朝の外資系のフローも少なかったことも手掛けづらくさせている。そのほか、昨日順調な滑り出しとなったJPX日経400先物だが、本日は出来高が膨れず。
とはいえ、中小型株や材料系の銘柄などへの物色が活発であり、東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えている。規模別指数では中型、小型株指数がプラスとなり、大型株指数がマイナス。セクターでは、海運、非鉄金属、情報通信、卸売などが堅調。一方で、鉱業、不動産、水産農林、食料品などが冴えない。
TOPIXは0.01%の下落となり、後場は日銀のETF買入れが意識されそうであり、JPX日経400の動向が注目されよう。そのほか、ソフトバンク<9984>が堅調に推移していることが安心感にもつながる。
その他、テーマ銘柄としてはレクサスのアルミ採用を受けて、アルミ関連が軒並み強い値動きをみせている。そのほか、相対的に出遅れ感のあったバイオ関連なども堅調。また、テックファーム<3625>が1ヶ月ぶりの水準を回復するなど、足元で売り込まれていた銘柄などへの見直しもみられており、個人の物色意欲は強い。
他のテーマでは、ソニーピクチャーズのコンピューター・ネットワークにハッカーが侵入。脅迫されており、要求を満たさないと、情報を漏らすと脅していると報じられている。セキュリティ関連辺りに注目か。(村瀬智一)
<FA>
とはいえ、中小型株や材料系の銘柄などへの物色が活発であり、東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えている。規模別指数では中型、小型株指数がプラスとなり、大型株指数がマイナス。セクターでは、海運、非鉄金属、情報通信、卸売などが堅調。一方で、鉱業、不動産、水産農林、食料品などが冴えない。
TOPIXは0.01%の下落となり、後場は日銀のETF買入れが意識されそうであり、JPX日経400の動向が注目されよう。そのほか、ソフトバンク<9984>が堅調に推移していることが安心感にもつながる。
その他、テーマ銘柄としてはレクサスのアルミ採用を受けて、アルミ関連が軒並み強い値動きをみせている。そのほか、相対的に出遅れ感のあったバイオ関連なども堅調。また、テックファーム<3625>が1ヶ月ぶりの水準を回復するなど、足元で売り込まれていた銘柄などへの見直しもみられており、個人の物色意欲は強い。
他のテーマでは、ソニーピクチャーズのコンピューター・ネットワークにハッカーが侵入。脅迫されており、要求を満たさないと、情報を漏らすと脅していると報じられている。セキュリティ関連辺りに注目か。(村瀬智一)
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