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日経平均は小反発、朝高後はこう着感の強い展開に

相場概況
日経平均は小反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表を受けて、1ドル=118円台まで円安が進行したことから、本日の東京市場は輸出関連を中心に買いが先行。日経平均は前日比118.94円高の17407.69円でスタートした。しかし、短期的な過熱感は依然として根強く、買い一巡後は上げ渋り、17300〜17350円水準でのこう着感の強い展開に。また、度々マイナス転換する場面も見られた。

大引けの日経平均は前日比12.11円高の17300.86円となった。東証1部の売買高は24億5324万株、売買代金は2兆2439億円だった。業種別では、繊維製品、鉱業、海運業が上昇率上位だった。一方、その他金融業、不動産業、電気・ガス業が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ホンダ<7267>、富士重<7270>、KDDI<9433>などが堅調。また、日本エンタープ<4829>、サクサ<6675>、ぐるなび<2440>が上昇率上位となったほか、富士通<6702>やマツダ<7261>、岩谷産<8088>の上昇が目立った。その他、トヨタ自の燃料電池車に炭素繊維が採用されたと発表した東レ<3402>が6%超の上昇に。一方、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などが軟調。前日買われたケネディクス<4321>や東京海上<8766>は一転下げが目立ったほか、東電力<9501>が4%超の下落。また、三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株もさえなかった。

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