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日経平均は反落、後場に一時プラス圏浮上も上値重く

相場概況
日経平均は反落。為替市場でドル・円が円安一服したことなどを受けて、日経平均は利益確定売り先行でスタート。しかし、日本銀行によるETF買い入れ期待などから前引けにかけて下げ幅を縮小すると、後場はプラス圏に浮上する場面も度々見られた。ただ、米国の景況感悪化による影響を見極めたいといったムードもあり、積極的に上値を買う動きは限定的だった。

大引けの日経平均は前日比24.04円安の17383.58円となった。東証1部の売買高は22億1184万株、売買代金は2兆2994億円だった。業種別では、鉱業、不動産業、水産・農林業が下落率上位だった。一方、非鉄金属、海運業、ゴム製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>などが軟調。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、ホンダ<7267>、ケネディクス<4321>は売り優勢で2%超の下落に。また、大陽日酸<4091>、ジャステック<9717>、サクサ<6675>、タカタ<7312>などが東証1部下落率上位となった。一方、ソフトバンク<9984>、マツダ<7261>、NTT<9432>、三井物産<8031>、日産自<7201>などが堅調。また、日本エンタープ<4829>が東証1部上昇率首位となったほか、キムラタン<8107>、大紀アルミ<5702>、神戸物産<3038>が10%超の上昇で上位にランクインした。

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