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日経平均は続落、見送りムード強く後場下げ幅を拡大

相場概況
日経平均は続落。ドル・円の円安一服などを受けて、日経平均は利益確定売り先行でスタート。前場は17300〜17350円水準の狭いレンジでの値動きが続いたが、後場に入ると下げ幅を拡大。一時前日比171.10円安の17212.48円まで下落した。米国が感謝祭の祝日となることや、石油輸出国機構(OPEC)会合で減産を決定するかを見極めたいとの見方もあり、見送りムードが強まった。

大引けの日経平均は前日比135.08円安の17248.50円となった。東証1部の売買高は20億5701万株、売買代金は2兆1444億円だった。業種別では、鉱業、電気・ガス業、不動産業が下落率上位だった。一方、海運業、電気機器、石油・石炭製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>などが軟調。ホンダ<7267>、マツダ<7261>、富士重<7270>などの自動車株の一角や、三井不<8801>、ケネディクス<4321>などの不動産関連銘柄の下げが目立った。また、キムラタン<8107>、日本管理<3276>、アイロムHD<2372>が東証1部下落率上位となった。一方、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、東芝<6502>、パナソニック<6752>などが堅調。また、マーベラス<7844>が商いを伴って大幅高となったほか、ソフトブレーン<4779>やアインファーマ<9627>が東証1部上昇率上位となった。

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