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日経平均は小幅反発、連休控え見送りムード強く

相場概況
日経平均は小幅反発。30日の米国市場では早期利上げへの警戒感が強まったことから、NYダウが195ドル安と大幅に下落。日経平均はリスク回避の売り継続で小幅安からスタートした。前日に500円を超える下落となったことによる反動や、ドル・円が円安方向に振れていることなどを受けて、寄り付き後は一時プラス圏に浮上する場面があった。ただ、連休を控え見送りムードが強く、その後は上値の重い展開が続いた。後場には一時19400円を割り込んだものの、大引けにかけて再度プラスに切り返し本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比11.62円高の19531.63円となった。東証1部の売買高は22億3184万株、売買代金は2兆6073億円だった。業種別では、食料品、医薬品、非鉄金属、ガラス・土石製品の4業種のみ上昇した。一方、不動産業、倉庫・運輸関連業、金属製品が下落率上位だった。

個別では、ファナック<6954>、野村<8604>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、村田製<6981>などが堅調。コロプラ<3668>が10%高となり東証1部上昇率トップ。その他売買代金上位では、JT<2914>や日東電<6988>の上げも目立った。また、コロプラのほかセーレン<3569>、TOTO<5332>などが東証1部上昇率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが軟調。富士通<6702>は今期減益見通しを受けて18%近く下げ、東証1部下落率3位に。その他、クボテック<7709>、FPG<7148>、江守グループH<9963>などが下落率上位となった。

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