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日経平均は大幅に4日続落、円高進行で17000円割れ

相場概況
日経平均は大幅に4日続落。4日の米国市場ではNYダウが続伸したが、12月製造業受注指数が予想を下振れしたことなどから米国の追加利上げ観測が後退し、為替相場は1ドル=116円台まで円高に振れた。円高進行が嫌気され日経平均は254円安からスタートしたが、前場は今晩の米1月雇用統計発表を控え16800円台でのもみ合いとなった。後場に入ると不動産や銀行などの大型株にまとまった売りが入ったことで一時16627.80円(前日比417.19円安)まで下落する場面があったが、大引けにかけて下げ幅を縮めた。

大引けの日経平均は前日比225.40円安の16819.59円となった。東証1部の売買高は33億8965万株、売買代金は2兆8946億円だった。業種別では、不動産業、その他金融業、銀行業が3%を超える下げとなった。一方、石油・石炭製品、卸売業、非鉄金属が上昇率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株が売られたほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>などが軟調。円高進行を受けて富士重<7270>やマツダ<7261>が4%超の下落。不動産株では三菱地所<8802>が4%安、住友不<8830>が6%安に。大幅赤字計上が嫌気された東芝<6502>も11%安と急落。また、三信電気<8150>、アイスタイル<3660>、トクヤマ<4043>などが東証1部下落率上位となった。一方、JT<2914>、NTTドコモ<9437>、小野薬<4528>などが堅調。大手商社では三井物産<8031>が4%近く上昇したほか、取引時間中に決算発表した丸紅<8002>が10%超の上昇に。前日決算発表したテルモ<4543>やニコン<7731>も買われた。また、グリー<3632>、ヤマハ<7951>、BPカストロール<5015>などが東証1部上昇率上位となった。

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