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日経平均は大幅に4日続落、日銀の金融政策据え置きで600円を超える下げ

相場概況
日経平均は大幅に4日続落。前日の米株高や原油先物価格が45ドル台を回復したことなどを受けて、日経平均は148円高からスタートした。前場には日本銀行・金融政策決定会合の結果発表を控え、追加緩和への期待から上げ幅を一時281円まで広げた。ただ、前引け後に日銀が金融政策の現状維持を決定したことが伝わると、為替市場で1ドル=108円台まで円高が進み、日経平均も後場マイナスに転じた。16700円台まで急落したのち下げ渋る場面も見られたが、大引けにかけて再び弱含み下げ幅を600円超に広げた。

大引けの日経平均は前日比624.44円安の16666.05円となった。東証1部の売買高は31億5932万株、売買代金は3兆1868億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、証券が8%近く下落したほか、銀行業、海運業、保険業などがきつい下げとなった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、マツダ<7261>などが軟調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株は6%前後の下落。ファーストリテ<9983>など値がさ株も後場売られた。前日決算発表した銘柄では、ファナック<6954>が10%近く下げ指数を下押ししたほか、任天堂<7974>が8%安、野村<8604>が10%安と急落。また、デクセリアルズ<4980>、日野自動車<7205>、フィールズ<2767>などが東証1部下落率上位となった。一方、決算発表を受けて花王<4452>、キーエンス<6861>、富士フイルム<4901>が堅調だったほか、アルプス電<6770>は10%近い上昇に。三菱自<7211>も6%高と急反発した。引け後に決算発表を控えた村田製<6981>はしっかり。また、カワチ薬品<2664>、航空電子<6807>、富士電機<6504>などが東証1部上昇率上位となった。

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