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日経平均は4日ぶり小幅反落、重要イベント控えこう着感強く

相場概況
日経平均は4日ぶり小幅反落。13日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)の発表内容を見極めたいとの思惑から手控えムードとなり、NYダウは21ドル安となった。一方、為替相場は朝方に1ドル=115円近くまで円安に振れ、本日の日経平均はこれを受けて小幅高からスタートした。ただ、その後の為替相場はFOMCなどの重要イベントを控えて1ドル=114.80円前後でもみ合いとなり、日経平均も手掛かり材料に乏しくマイナス圏での小動きが続いた。日中の上下の値幅は約38円にとどまった。

大引けの日経平均は前日比24.25円安の19609.50円となった。東証1部の売買高は17億5824万株、売買代金は1兆7814億円だった。業種別では、不動産業、鉄鋼、サービス業が下落率上位だった。一方、鉱業、水産・農林業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、ブリヂス<5108>などがさえない。三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>も小幅に下落した。前日に買われたリクルートHD<6098>や、キュレーションサイト問題に関して記者会見を行ったディーエヌエー<2432>は2%超の下落。また、ワコム<6727>、gumi<3903>、イノテック
<9880>などが東証1部下落率上位となった。一方、決算発表の再延期を申請した東芝
<6502>は大きく下落する場面があったものの、申請が承認されたことや再建策に関する資料が公表されたことから引けにかけて切り返した。ソフトバンクG<9984>やファナック<6954>は小高い。米原発事故を巡る損害賠償金額が伝わった三菱重工
<7011>が急伸し、GMOPG<3769>やVテク<7717>も売買代金上位のなかで上げが目立った。また、イーブック<3658>、有機薬<4531>、タツタ線<5809>などが東証1部上昇率上位となった。


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