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日経平均は続落、北朝鮮ミサイル発射でリスク回避先行

相場概況
日経平均は続落。早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、円相場が1ドル=108円台まで上昇するなど金融市場にリスク回避の動きが広がった。本日の日経平均はこうした流れを受けて130円安からスタートすると、朝方には一時19280.02円(前日比169.88円安)まで下落する場面があった。ただ、日経平均は200日線水準で下げ渋る動きを見せ、後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑も支えとなって、徐々に落ち着いた値動きとなった。

大引けの日経平均は前日比87.35円安の19362.55円となった。東証1部の売買高は13億8700万株、売買代金は1兆8160億円だった。業種別では、パルプ・紙、保険業、証券が下落率上位だった。一方、建設業、サービス業、医薬品が上昇率上位だった。

個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、村田製<6981>などがさえない。三菱UFJ<8306>やみずほ<8411>は小安い。KLab<3656>は新作ゲームの配信開始による材料出尽くし感から反落。日経平均構成銘柄では配当権利落ちとなったユニファミマ<8028>の下げが目立った。また、クラウディア<3607>、東京個別<4745>、ルック<8029>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、三井住友<8316>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、日産自<7201>などが小高い。石川製<6208>などの防衛関連銘柄には朝方から物色が向かった。また、上期業績を上方修正したミライアル<4238>がストップ高比例配分となったほか、オープンドア<3926>や西華産<8061>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。


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