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日経平均は17営業日ぶりに反落、過熱警戒のなか利食いの流れに

相場概況
日経平均は17営業日ぶりに反落。24日の米国市場では好調な企業決算や、製造業PMIが予想を上振れたほか、税制改革への期待から堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の21905円となり、これにサヤ寄せする格好から、日経平均は21900円に乗せて連日で年初来高値を更新して始まった。その後は過熱感も高まるなかで利益確定の動きもあり、こう着感の強い相場展開に。後場半ば辺りから利食いの動きが強まると、一時21700円を下回る場面もみられた。
大引けの日経平均は前日比97.55円安の21707.62円となった。東証1部の売買高は19億6843万株、売買代金は3兆3155億円だった。売買代金が3兆円を上回るのは、オプションSQがあった13日以来、8営業日ぶり。業種別では銀行、保険、倉庫運輸、非鉄金属、鉄鋼、機械、ガラス土石、卸売がプラス圏をキープ。一方で、医薬品、電力ガス、不動産、食料品、小売、陸運、情報通信が冴えない。
個別では任天堂<7974>が売買代金トップ。三菱UFJ<8306>、SUMCO<3436>、神戸製鋼<5406>、コマツ<6301>が上昇。半面、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、安川電<6506>が冴えない。





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