引けにかけてのショートカバーを意識か
[14/03/19]
提供元:株式会社フィスコ
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後場の投資戦略
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;14354.95;-56.32TOPIX;1161.30;-4.64
[後場の投資戦略]
朝の外資系注文動向では比較的まとまった買い越しだったこともあり、底堅い展開が期待されていた。しかし、ウクライナ情勢に対する警戒や中国景気の先行き不透明感などがくすぶる状況のなかではリスク回避的な動きが継続しているようである。そのほか、18-19日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとの模様眺め気分も強そうだ。
指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、KDDI<9433>が堅調な半面、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が軟調。ソフトバンクは短期的な過熱感が意識されていたため想定内の一服といった格好だが、不動産の買いが続かなかったことが手掛けづらくさせている面もありそうだ。
FOMCでは債券買入れ額の100億ドルずつの縮小は織り込み済み。市場の関心はフォーワード・ガイダンスの修正があるかに、集中している。失業率基準6.5%を引き下げ若しくは撤廃する可能性のなか、ゼロ金利政策の長期化が意識されてくることで米国株式の上昇への見方となり、これが日本株への底堅さにつながろう。大引けにかけてのショートカバーを意識しておきたい。(村瀬智一)
<FA>
日経平均;14354.95;-56.32TOPIX;1161.30;-4.64
[後場の投資戦略]
朝の外資系注文動向では比較的まとまった買い越しだったこともあり、底堅い展開が期待されていた。しかし、ウクライナ情勢に対する警戒や中国景気の先行き不透明感などがくすぶる状況のなかではリスク回避的な動きが継続しているようである。そのほか、18-19日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとの模様眺め気分も強そうだ。
指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、KDDI<9433>が堅調な半面、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が軟調。ソフトバンクは短期的な過熱感が意識されていたため想定内の一服といった格好だが、不動産の買いが続かなかったことが手掛けづらくさせている面もありそうだ。
FOMCでは債券買入れ額の100億ドルずつの縮小は織り込み済み。市場の関心はフォーワード・ガイダンスの修正があるかに、集中している。失業率基準6.5%を引き下げ若しくは撤廃する可能性のなか、ゼロ金利政策の長期化が意識されてくることで米国株式の上昇への見方となり、これが日本株への底堅さにつながろう。大引けにかけてのショートカバーを意識しておきたい。(村瀬智一)
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