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後場の日経平均は271円高でスタート、ソニーやSMCが上昇

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22858.80;+271.79TOPIX;1582.06;+16.91

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比271.79円高の22858.80円と前引けより上げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は高値を更新する場面があった。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=107円20銭台近辺と横ばいで推移。午前の日経平均は大幅続伸となった米国市場の流れを引き継ぎ反発してスタートした。米モデルナのコロナワクチンの治験結果が良好なことを受けて、米時間外のダウ先物が上昇し、寄り付き後の日経平均は上げ幅を拡大する場面があった。しかし、日銀の政策決定会合を控えていることから、様子見ムードが強く方向感の無い値動きとなった。 後場の日経平均は前引けより上げ幅を縮小しスタートし、寄り付き後は高値でのもみ合いとなっている。お昼休み中に発表された日銀政策決定会合の結果が市場の予想通り現状維持となったことで買い安心感を誘ったようだ。政府の「骨太の方針」への政策期待から景気敏感株を中心に買いが入り相場をけん引している。

 セクター別では、鉱業、機械、鉄鋼、不動産業などが上昇率上位となっている一方、証券・商品先物取引業が下落している。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファナック<6954>、SMC<6273>、キーエンス<6861>が高く、そのほか、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、NTTドコモ<9437>、キヤノン<7751>が下落している。


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