ソフトバンクなどモメンタム株に注目
[14/05/22]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
オープニングコメント
22日の東京市場は買い先行の展開になりそうだ。21日の欧州株式市場は反発。5月のユーロ圏消費者信頼感指数が過去6年余りでの最高を記録し、地合いが好転した。また、米国市場については、連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、政策を据え置く方針を支持したことが明らかになったことが好感されて上昇している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の14185円だった。日経平均はこれにサヤ寄せする格好でのギャップ・アップからのスタートが見込まれる。
一方、日銀の金融政策決定会合では、金融政策の現状維持を決めた。黒田総裁は記者会見で、「円高になっていかなければならない理由はない」と指摘したが、口先介入の効果はみられなかった。円高長期化との見方もされるなか、上値の重しになりそうである。
また、中国では5月のHSBC製造業PMI(速報値)の発表が予定されている。ムーディーズは21日、中国の不動産業界の格付け見通しを約1年半ぶりに「安定的」から「弱含み」に引き下げていることもあり、中国の動向には注視する必要がありそうだ。
物色の流れとしては指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>などが注目される。また、新興市場の中小型株の一角に自律反発の動きがみられており、売り込まれていた銘柄やショートポジションが積み上がりやすい銘柄等には、反転を狙った短期資金が集中しやすいだろう。
<TN>
一方、日銀の金融政策決定会合では、金融政策の現状維持を決めた。黒田総裁は記者会見で、「円高になっていかなければならない理由はない」と指摘したが、口先介入の効果はみられなかった。円高長期化との見方もされるなか、上値の重しになりそうである。
また、中国では5月のHSBC製造業PMI(速報値)の発表が予定されている。ムーディーズは21日、中国の不動産業界の格付け見通しを約1年半ぶりに「安定的」から「弱含み」に引き下げていることもあり、中国の動向には注視する必要がありそうだ。
物色の流れとしては指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>などが注目される。また、新興市場の中小型株の一角に自律反発の動きがみられており、売り込まれていた銘柄やショートポジションが積み上がりやすい銘柄等には、反転を狙った短期資金が集中しやすいだろう。
<TN>