節目の17000円での底堅さを見極め
[15/01/06]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
6日の東京市場は波乱含みの相場展開になりそうだ。5日の米国市場では、NYダウが331ドル安と大幅下落となった。ギリシャのデフォルト(債務不履行)や同国のユーロ圏離脱への懸念が高まったほか、NY原油先物相場の急落が嫌気された。エネルギー関連株を中心に売りが広がり、不動産を除き全面安となっている。
この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の17090円となり、これにサヤ寄せする格好から、主力大型株を中心に幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。ただし、節目の17000円では底堅さが意識されるとみられるほか、日銀によるETF買入れが意識されやすく、売り一巡後は押し目狙いの流れが強まる可能性がありそうだ。
また、5日の段階で既に主力大型株は慎重な値動きをみせており、物色は個人主体による中小型株が中心であった。売り一巡後の戻りの鈍さが警戒されるようだと、より中小型株への物色が強まる可能性が大きいだろう。米国では週末に雇用統計が予定されているが、週初から慎重姿勢が強まってしまうことで、週を通じて中小型株への物色が中心になりやすいとみられる。
なお、イベントでは6日から、米ラスベガスで世界最大の家電見本市「CES」が9日まで開催される。ウエアラブル端末や自動運転技術など新製品・新技術等が発表されるとみられており、関連銘柄への手掛かり材料になりそうである。
<TN>
この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の17090円となり、これにサヤ寄せする格好から、主力大型株を中心に幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。ただし、節目の17000円では底堅さが意識されるとみられるほか、日銀によるETF買入れが意識されやすく、売り一巡後は押し目狙いの流れが強まる可能性がありそうだ。
また、5日の段階で既に主力大型株は慎重な値動きをみせており、物色は個人主体による中小型株が中心であった。売り一巡後の戻りの鈍さが警戒されるようだと、より中小型株への物色が強まる可能性が大きいだろう。米国では週末に雇用統計が予定されているが、週初から慎重姿勢が強まってしまうことで、週を通じて中小型株への物色が中心になりやすいとみられる。
なお、イベントでは6日から、米ラスベガスで世界最大の家電見本市「CES」が9日まで開催される。ウエアラブル端末や自動運転技術など新製品・新技術等が発表されるとみられており、関連銘柄への手掛かり材料になりそうである。
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