パル、東レ、ハニーズなど
[14/07/09]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
本日の注目個別銘柄
<8411> みずほFG 203 -1バークレイズでは投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。第1四半期決算でも利ザヤは下げ止まらないと見られるほか、株主還元もグローバルの資本規制の着地点が見えるまでは引き上げないと判断、大手行の業界ビューはネガティブを継続としている。とりわけ、メガバンクには業績と株主還元に新材料が期待できないとして、りそなHD<8308>と同社の格付けを変更しているようだ。
<3402> 東レ 687 +7買い先行。4-6月期営業利益は前年同期比2割程度増加して、220億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。のれん代の負担を吸収して大幅増益になった格好。210億円程度の市場コンセンサスを上回る水準となっている。足元でアナリストの評価は高まる方向となっていたが、注目度の高い炭素繊維事業をけん引役とした好決算確認で、一段と買い安心感などが強まっているもよう。
<9716> 乃村工藝社 937 +51買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は20億円で前年同期比19.3%増益、上半期予想は従来の15億円から22億円に上方修正している。消費増税の影響が限定的であったこと、受注プロジェクトが順調に推移していることなどが背景。同業の丹青社<9743>が先に好決算を発表しており、上振れ期待はあったとみられるが、上半期予想を上方修正したことをストレートに評価する流れに。据置の通期予想は保守的との見方に。
<2726> パル 2707 +336上昇率トップ。前日に発表した第1四半期決算が買い材料視されている。営業利益は24.7億円で前年同期比29.4%増益、通期予想の9.2%増益見通しに対して、順調な進捗を見せている。8四半期ぶりの増益転換となり、かつ、第1四半期としては過去最高益更新にもなる。急速なモメンタムの改善を評価する流れが強まる形に。
<5703> 日本軽金属HD 157 -1一時年初来高値を更新。米アルミ大手アルコアが4-6月期の決算を発表、実績の利益水準は市場コンセンサスを上回り、7-9月期も拡大の見通しを示している。また、今後のアルミ需要の成長期待も再確認される格好へ。アルコアは時間外取引で買い先行、国内アルミ大手の同社にも連想感が高まる状況のようだ。本日は東邦亜鉛など資源株の一角が買い先行。
<4829> 日エンター 282 +19急伸。特に材料は観測されていないものの、本日は前5月期の決算発表が予定されており、思惑材料視されているようだ。前期実績に関しては5月に下方修正、減益予想となっているが、今期の収益回復などを期待する動きが優勢とみられる。四季報予想では、前期見込み3.6億円に対して今期は5.2億円と大幅増益の予想。
<2792> ハニーズ 1040 +62しっかり。前日に前5月期の決算を発表している。営業利益は23.1億円で前期比51%減益、先の下方修正水準での着地となった。一方、今期は30億円で同30%増益の見通しとしており、業績底打ちを評価する動きが優勢に。会社側では、中国事業の下期からの販売回復を見込んでいるもよう。楽観的との見方もあるが、売り方の買い戻しなどが先行する状況になっているようだ。
<3289> 東急不動産 809 +26しっかり。 野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も940円から1050円に引き上げている。法人税率引き下げに伴って業績予想を上方修正、15 年春までに竣工する「表参道計画」「神宮前6丁目プロジェクト」「二子玉川ライズ」などの稼働も織り込んでいるもよう。一方、同社最大の不動産となる「銀座5丁目計画」に関しては、織り込んでいないようだ。
<5727> 東邦チタ 776 +23買い優勢。1月23日の年初来高値を更新している。米アルコアが順調な決算を発表して時間外取引で上昇、とりわけ、航空宇宙産業向け分野の収益が7-9月期は大きく伸びると想定しているもよう。また、東レ<3402>の市場コンセンサスを上回る4-6月期業績観測報道が伝わっているが、航空機向けの炭素繊維が好調とされている。航空機向けスポンジチタンが主力の同社にとって、良好な事業環境があらためて確認される状況のようだ。
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<3402> 東レ 687 +7買い先行。4-6月期営業利益は前年同期比2割程度増加して、220億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。のれん代の負担を吸収して大幅増益になった格好。210億円程度の市場コンセンサスを上回る水準となっている。足元でアナリストの評価は高まる方向となっていたが、注目度の高い炭素繊維事業をけん引役とした好決算確認で、一段と買い安心感などが強まっているもよう。
<9716> 乃村工藝社 937 +51買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は20億円で前年同期比19.3%増益、上半期予想は従来の15億円から22億円に上方修正している。消費増税の影響が限定的であったこと、受注プロジェクトが順調に推移していることなどが背景。同業の丹青社<9743>が先に好決算を発表しており、上振れ期待はあったとみられるが、上半期予想を上方修正したことをストレートに評価する流れに。据置の通期予想は保守的との見方に。
<2726> パル 2707 +336上昇率トップ。前日に発表した第1四半期決算が買い材料視されている。営業利益は24.7億円で前年同期比29.4%増益、通期予想の9.2%増益見通しに対して、順調な進捗を見せている。8四半期ぶりの増益転換となり、かつ、第1四半期としては過去最高益更新にもなる。急速なモメンタムの改善を評価する流れが強まる形に。
<5703> 日本軽金属HD 157 -1一時年初来高値を更新。米アルミ大手アルコアが4-6月期の決算を発表、実績の利益水準は市場コンセンサスを上回り、7-9月期も拡大の見通しを示している。また、今後のアルミ需要の成長期待も再確認される格好へ。アルコアは時間外取引で買い先行、国内アルミ大手の同社にも連想感が高まる状況のようだ。本日は東邦亜鉛など資源株の一角が買い先行。
<4829> 日エンター 282 +19急伸。特に材料は観測されていないものの、本日は前5月期の決算発表が予定されており、思惑材料視されているようだ。前期実績に関しては5月に下方修正、減益予想となっているが、今期の収益回復などを期待する動きが優勢とみられる。四季報予想では、前期見込み3.6億円に対して今期は5.2億円と大幅増益の予想。
<2792> ハニーズ 1040 +62しっかり。前日に前5月期の決算を発表している。営業利益は23.1億円で前期比51%減益、先の下方修正水準での着地となった。一方、今期は30億円で同30%増益の見通しとしており、業績底打ちを評価する動きが優勢に。会社側では、中国事業の下期からの販売回復を見込んでいるもよう。楽観的との見方もあるが、売り方の買い戻しなどが先行する状況になっているようだ。
<3289> 東急不動産 809 +26しっかり。 野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も940円から1050円に引き上げている。法人税率引き下げに伴って業績予想を上方修正、15 年春までに竣工する「表参道計画」「神宮前6丁目プロジェクト」「二子玉川ライズ」などの稼働も織り込んでいるもよう。一方、同社最大の不動産となる「銀座5丁目計画」に関しては、織り込んでいないようだ。
<5727> 東邦チタ 776 +23買い優勢。1月23日の年初来高値を更新している。米アルコアが順調な決算を発表して時間外取引で上昇、とりわけ、航空宇宙産業向け分野の収益が7-9月期は大きく伸びると想定しているもよう。また、東レ<3402>の市場コンセンサスを上回る4-6月期業績観測報道が伝わっているが、航空機向けの炭素繊維が好調とされている。航空機向けスポンジチタンが主力の同社にとって、良好な事業環境があらためて確認される状況のようだ。
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