Vテク、ニコン、トーセイなど
[15/04/06]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6753> シャープ 245 +14買い先行。産業革新機構と出資交渉に入る方針を固めたと報じられている。中小型液晶パネル部門を分社化して事業会社を設立、革新機構から1000億円規模の出資を受ける方針のもよう。直近では、鴻海が1000億円超の出資を検討などとも伝わっていた。三菱東京UFJでは同社の貸倒引当金を1000億円程度にまで積み増しなど、先行き不透明感が残る中だが、JDI<6740>との連携なども含めて、革新機構主導での経営再建進展を期待する動きが優勢にも。
<6502> 東芝 487.4 -25売り優勢。2013年度の会計処理で調査を必要とする事項が判明、調査委員会を設置したと発表している。一部のインフラ関連の工事進行基準に関する会計処理が対象となっているもようだ。業績への影響額は調査結果が明らかになるまで不透明であり、ネガティブな反応が強まる格好に。また、株式市場からの信頼を損なう可能性なども警戒されているもよう。
<7731> ニコン 1632 -6売り先行も下げ渋り。先週末の報道では、15年3月期営業利益は前期比41%減の370億円前後になったもようと伝わっている。下振れが懸念されていたデジカメと半導体露光装置の販売が計画を達成したため、従来予想を約10億円上回ったもよう。市場コンセンサスは388億円程度であり、インパクトは限定的と捉えられるが、前期は2度の下方修正を行っていた経緯もあり、安心感を高める向きなどもあるもよう。
<2753> あみやき亭 5060 +535大幅高。先週発表した第3四半期の決算を受けて、いちよしがレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューを4700円から5400円に引き上げていることが評価されているようだ。原価率の改善や買収企業の収益寄与などで業績予想を上方修正、16.3期営業利益は会社計画の31.1億円を上回る34億円で2ケタ増益予想、来期以降も2ケタの増益基調が続くと考えているようだ。
<7717> Vテク 2620 +179大幅高。スマホ用の有機ELパネルの画質をフルハイビジョンの4倍の『4K』に高める製造技術を開発と報じられている。韓国サムスン電子などへの技術供与を狙っているもようだ。市場規模が大きく、今後の成長も期待されるスマホ分野での技術であり、今後の需要拡大に対する期待感などは高まりやすいもようだ。
<4042> 東ソー 644 -25さえない。15.3期営業利益は前期比25%増の520億円前後となり、従来予想の500億円を上回ったもようと観測報道が伝わっている。機能商品事業の好調が業績のけん引役に。また、16.3期は前期推定比1割増の580億円程度になりそうとされている。市場予想では、15.3期が517億円程度、16.3期が578億円レベルであり、概ね想定線上となる形に。直近では、16.3期600億円レベルの予想もあっただけに、いったんは出尽くし感が先行している。
<8923> トーセイ 882 +64大幅高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は24億円で前年同期比48%増益、通期計画60億円、前期比8%増に対して好調な進捗となっている。不動産流動化事業の収益が急拡大、全体をけん引する格好になっている。業績上振れ期待の高まりなどを反映、一昨年9月以来の900円台回復にまで上昇している。
<5332> TOTO 1663 -47売り優勢。ドイツ証券では投資判断を「ホールド」から「セル」に格下げ、目標株価1400円を継続としている。ここ数ヶ月の株価上昇によって、今期の業績回復は十分すぎるほど織り込まれたと捉えているようだ。今期も国内需要は大きな改善を期待することが難しいとみられ、為替の円安が続かなければ、現状レベルの収益水準を維持することは難しいとし、円高は業績のリスク要因と指摘している。
<8600> トモニHD 560 +12買い優勢。株式交換方式で大正銀を買収するとの報道が伝わっている。現在傘下になっている香川銀行、徳島銀行との3行の総資産は、第二地銀グループで上位5行に迫るようだ。広域化を伴った規模の拡大、コスト削減の進展期待などを背景に、積極的なM&Aの動きを好感する動きが優勢に。
<9305> ヤマタネ 182 0出来高膨らむ。立花では投資判断を新規に「強気」、目標株価を230円としているもよう。16.3期営業利益も、不動産事業で新ビルの賃収が加わるため続伸となる見通し。また、自治体や金融機関向けに基幹システム開発などを請け負う情報事業もマイナンバー制度対応需要などで拡大傾向にあるようだ。業績が強含みのなか、PBR0.6倍台と株価水準には割安感が強いと指摘している。
<FA>
<6502> 東芝 487.4 -25売り優勢。2013年度の会計処理で調査を必要とする事項が判明、調査委員会を設置したと発表している。一部のインフラ関連の工事進行基準に関する会計処理が対象となっているもようだ。業績への影響額は調査結果が明らかになるまで不透明であり、ネガティブな反応が強まる格好に。また、株式市場からの信頼を損なう可能性なども警戒されているもよう。
<7731> ニコン 1632 -6売り先行も下げ渋り。先週末の報道では、15年3月期営業利益は前期比41%減の370億円前後になったもようと伝わっている。下振れが懸念されていたデジカメと半導体露光装置の販売が計画を達成したため、従来予想を約10億円上回ったもよう。市場コンセンサスは388億円程度であり、インパクトは限定的と捉えられるが、前期は2度の下方修正を行っていた経緯もあり、安心感を高める向きなどもあるもよう。
<2753> あみやき亭 5060 +535大幅高。先週発表した第3四半期の決算を受けて、いちよしがレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューを4700円から5400円に引き上げていることが評価されているようだ。原価率の改善や買収企業の収益寄与などで業績予想を上方修正、16.3期営業利益は会社計画の31.1億円を上回る34億円で2ケタ増益予想、来期以降も2ケタの増益基調が続くと考えているようだ。
<7717> Vテク 2620 +179大幅高。スマホ用の有機ELパネルの画質をフルハイビジョンの4倍の『4K』に高める製造技術を開発と報じられている。韓国サムスン電子などへの技術供与を狙っているもようだ。市場規模が大きく、今後の成長も期待されるスマホ分野での技術であり、今後の需要拡大に対する期待感などは高まりやすいもようだ。
<4042> 東ソー 644 -25さえない。15.3期営業利益は前期比25%増の520億円前後となり、従来予想の500億円を上回ったもようと観測報道が伝わっている。機能商品事業の好調が業績のけん引役に。また、16.3期は前期推定比1割増の580億円程度になりそうとされている。市場予想では、15.3期が517億円程度、16.3期が578億円レベルであり、概ね想定線上となる形に。直近では、16.3期600億円レベルの予想もあっただけに、いったんは出尽くし感が先行している。
<8923> トーセイ 882 +64大幅高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は24億円で前年同期比48%増益、通期計画60億円、前期比8%増に対して好調な進捗となっている。不動産流動化事業の収益が急拡大、全体をけん引する格好になっている。業績上振れ期待の高まりなどを反映、一昨年9月以来の900円台回復にまで上昇している。
<5332> TOTO 1663 -47売り優勢。ドイツ証券では投資判断を「ホールド」から「セル」に格下げ、目標株価1400円を継続としている。ここ数ヶ月の株価上昇によって、今期の業績回復は十分すぎるほど織り込まれたと捉えているようだ。今期も国内需要は大きな改善を期待することが難しいとみられ、為替の円安が続かなければ、現状レベルの収益水準を維持することは難しいとし、円高は業績のリスク要因と指摘している。
<8600> トモニHD 560 +12買い優勢。株式交換方式で大正銀を買収するとの報道が伝わっている。現在傘下になっている香川銀行、徳島銀行との3行の総資産は、第二地銀グループで上位5行に迫るようだ。広域化を伴った規模の拡大、コスト削減の進展期待などを背景に、積極的なM&Aの動きを好感する動きが優勢に。
<9305> ヤマタネ 182 0出来高膨らむ。立花では投資判断を新規に「強気」、目標株価を230円としているもよう。16.3期営業利益も、不動産事業で新ビルの賃収が加わるため続伸となる見通し。また、自治体や金融機関向けに基幹システム開発などを請け負う情報事業もマイナンバー制度対応需要などで拡大傾向にあるようだ。業績が強含みのなか、PBR0.6倍台と株価水準には割安感が強いと指摘している。
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