ピジョン、デンソー、SUMCOなど
[19/06/11]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<8848> レオパレス21 336 -1反落。前日に、施工したアパートのうち新たに1138棟で不備が見つかったと発表している。施工不良の物件は4月末時点の1万5628棟から5月末時点では1万6766棟に拡大したもよう。現在、全棟調査を行っているが、調査を終えたうち8割弱で不備が見つかる格好となっている。国土交通省からは10月までの改修工事の完了を指示されているが、実現性には一段と不透明感も高まる形へ。
<7956> ピジョン 4295 +120続伸。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は45億円で前年同期比17.3%減となり、55億円程度の市場予想を大きく下振れた。インバウンド売上高なども市場想定を下回ったとみられるが、国内で発生したERPシステムのトラブルの影響といった一過性要因が大きく響いたもようで、ネガティブ視する動きは限定的。また、説明会において懸案の中国EC問題などには正常化が確認されており、安心感も強まる形に。
<6902> デンソー 4511 +82続伸。米ハネウェルと電動航空機の基幹技術で提携すると発表。空を飛ぶための動力をモーターやインバーターでつくる「推進システム」を共同開発していくもようで、将来的な市場拡大が期待される「空飛ぶクルマ」の実用化への期待も先行。また、政府が高齢者向けに新免許をつくり、安全運転支援システムを搭載した自動車に限定して運転を認める枠組みの検討に入ったとの報道も、ビジネス機会が広がるとして買い材料視。
<6706> 電気興 3205 +160大幅続伸。不適切な会計処理判明の影響で発表が遅延していた決算は大幅な上振れ着地となり、前日は急伸する格好となっていたが、本日も、いちよし証券がレーティングを新規に「A」、フェアバリューを4500円としていることが好感され、続伸の展開に。いちよし証券では、基地局用アンテナでの高い競争力、5G向け基地局投資を追い風とした中長期での成長ポテンシャルを改めて評価としている。
<3064> MRO 2570 +176急伸。前日に発表した5月の月次動向が好感材料となっている。月次売上高は103億4500万円で前年同月比22.6%増、前月に続いて2割強の増収となった。新規顧客獲得数も6万7400アカウントとなり、月を追うごとに拡大傾向となっている。第1四半期の2ケタ増収増益ペースと同様の推移が継続しているとの見方にもつながり、業績面での買い安心感が一段と高まっているもようだ。
<2910> ロックフィルド 1463 -54大幅続落。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価も2710円から1710円に引き下げた。ネットとリアルの食品流通企業間の競争が局所的に高まる状況のなか、メーカー主導の顧客データ分析に基づく商品開発などに課題が生じていると指摘。事業拡大のスピード感が想定を下回ると考えるほか、コア事業でのブランド力を反映した価格戦略も転機にあるとみていることを、格下げの背景としているようだ。
<2301> 学情 1089 -61大幅反落。前日に上半期決算を発表。営業益は4.3億円で前年同期比24.7%減となり、従来予想の5.9億円を下回り減益となった。通期計画17.9億円、前期比22.8%増益は据え置いたが、下振れへの懸念も強まる状況に。主力の就職博やあさがくナビが前年割れとなったほか、雇用対策事業の小規模化などを背景に、公的分野の売上も減少した。会社側ではRe就活をドライバーに通期予想達成を目指すとしている。
<6065> ライクKN 892 -83急反落。前日に19年4月期の決算を発表、営業利益は8.3億円で前期比79.1%増となり、従来予想の3.3億円を大幅に上回った。認可保育園における一時的な運営補助金の加算計上などが上振れの背景。ただ、第3四半期累計で8.6億円を計上していたことから、大幅な上振れは織り込み済みと捉えられている。一方、前期の補助金加算一巡などで、20年4月期は6億円、同27.7%減と大幅減益見通しになっている。
<3992> ニーズウェル 770 +57急伸し年初来高値更新。東証2部から1部への昇格が前日に発表されている。今後のインデックスファンドなどの買い需要を先取りする動きとなっている。6月17日付で東証1部に指定替えとなる。一部の試算では、19万株、1.2日分の買い需要が発生とみられている。買い需要の発生日は7月30日の大引けとなる。
<3436> SUMCO 1258 +26続伸。前日の米市場では半導体関連株が買われ、SOX指数は前日比2.5%の上昇となった。ファーウェイへの制裁延期期待などが背景となったようだ。米国関連株の上昇が刺激となり、東京市場でもルネサス<6723>や同社など半導体関連に見直しの動きが強まった。一方、ゴールドマン・サックス証券では業績予想を引き下げ、投資判断を
「買い」から「中立」に、目標株価も1720円から1200円に引き下げた。
<US>
<7956> ピジョン 4295 +120続伸。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は45億円で前年同期比17.3%減となり、55億円程度の市場予想を大きく下振れた。インバウンド売上高なども市場想定を下回ったとみられるが、国内で発生したERPシステムのトラブルの影響といった一過性要因が大きく響いたもようで、ネガティブ視する動きは限定的。また、説明会において懸案の中国EC問題などには正常化が確認されており、安心感も強まる形に。
<6902> デンソー 4511 +82続伸。米ハネウェルと電動航空機の基幹技術で提携すると発表。空を飛ぶための動力をモーターやインバーターでつくる「推進システム」を共同開発していくもようで、将来的な市場拡大が期待される「空飛ぶクルマ」の実用化への期待も先行。また、政府が高齢者向けに新免許をつくり、安全運転支援システムを搭載した自動車に限定して運転を認める枠組みの検討に入ったとの報道も、ビジネス機会が広がるとして買い材料視。
<6706> 電気興 3205 +160大幅続伸。不適切な会計処理判明の影響で発表が遅延していた決算は大幅な上振れ着地となり、前日は急伸する格好となっていたが、本日も、いちよし証券がレーティングを新規に「A」、フェアバリューを4500円としていることが好感され、続伸の展開に。いちよし証券では、基地局用アンテナでの高い競争力、5G向け基地局投資を追い風とした中長期での成長ポテンシャルを改めて評価としている。
<3064> MRO 2570 +176急伸。前日に発表した5月の月次動向が好感材料となっている。月次売上高は103億4500万円で前年同月比22.6%増、前月に続いて2割強の増収となった。新規顧客獲得数も6万7400アカウントとなり、月を追うごとに拡大傾向となっている。第1四半期の2ケタ増収増益ペースと同様の推移が継続しているとの見方にもつながり、業績面での買い安心感が一段と高まっているもようだ。
<2910> ロックフィルド 1463 -54大幅続落。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価も2710円から1710円に引き下げた。ネットとリアルの食品流通企業間の競争が局所的に高まる状況のなか、メーカー主導の顧客データ分析に基づく商品開発などに課題が生じていると指摘。事業拡大のスピード感が想定を下回ると考えるほか、コア事業でのブランド力を反映した価格戦略も転機にあるとみていることを、格下げの背景としているようだ。
<2301> 学情 1089 -61大幅反落。前日に上半期決算を発表。営業益は4.3億円で前年同期比24.7%減となり、従来予想の5.9億円を下回り減益となった。通期計画17.9億円、前期比22.8%増益は据え置いたが、下振れへの懸念も強まる状況に。主力の就職博やあさがくナビが前年割れとなったほか、雇用対策事業の小規模化などを背景に、公的分野の売上も減少した。会社側ではRe就活をドライバーに通期予想達成を目指すとしている。
<6065> ライクKN 892 -83急反落。前日に19年4月期の決算を発表、営業利益は8.3億円で前期比79.1%増となり、従来予想の3.3億円を大幅に上回った。認可保育園における一時的な運営補助金の加算計上などが上振れの背景。ただ、第3四半期累計で8.6億円を計上していたことから、大幅な上振れは織り込み済みと捉えられている。一方、前期の補助金加算一巡などで、20年4月期は6億円、同27.7%減と大幅減益見通しになっている。
<3992> ニーズウェル 770 +57急伸し年初来高値更新。東証2部から1部への昇格が前日に発表されている。今後のインデックスファンドなどの買い需要を先取りする動きとなっている。6月17日付で東証1部に指定替えとなる。一部の試算では、19万株、1.2日分の買い需要が発生とみられている。買い需要の発生日は7月30日の大引けとなる。
<3436> SUMCO 1258 +26続伸。前日の米市場では半導体関連株が買われ、SOX指数は前日比2.5%の上昇となった。ファーウェイへの制裁延期期待などが背景となったようだ。米国関連株の上昇が刺激となり、東京市場でもルネサス<6723>や同社など半導体関連に見直しの動きが強まった。一方、ゴールドマン・サックス証券では業績予想を引き下げ、投資判断を
「買い」から「中立」に、目標株価も1720円から1200円に引き下げた。
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