(中国)人民元は下げトレンドに突入か
[14/03/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
人民元の対米ドル為替レートがきのう18日の終値では、オフショア市場とオンショア市場でともに年初来の最安値(元安)を記録した。一部では、人民元が下げトレンドに突入しているとの見方が浮上している。
業界アナリストは、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の中間値を徐々に引き下げているほか、元の対米ドルの許容変動幅が3月17日から従来の1%から2%に拡大したため、市場関係者が元安の進行を認識しつつあると分析した。また、人民元高の一因とみられている中国の不動産価格の上昇が一服していることも中国からの外資引き揚げを加速させる可能性があるとみられている。
外部要因では、米量的緩和(QE)の縮小に加え、ぜい弱な新興国経済基盤などが元安を誘導する可能性があると分析された。
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業界アナリストは、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の中間値を徐々に引き下げているほか、元の対米ドルの許容変動幅が3月17日から従来の1%から2%に拡大したため、市場関係者が元安の進行を認識しつつあると分析した。また、人民元高の一因とみられている中国の不動産価格の上昇が一服していることも中国からの外資引き揚げを加速させる可能性があるとみられている。
外部要因では、米量的緩和(QE)の縮小に加え、ぜい弱な新興国経済基盤などが元安を誘導する可能性があると分析された。
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