香港のデベロッパー:中国不動産売りを加速、バブル崩壊懸念が再び台頭
[14/03/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
香港最大の財閥である長江実業集団による本土不動産の大量売却に続き、香港のデベロッパー大手、九龍倉集団も杭州市や常州市などで大幅な値引き販売を実施していると報じられた。
香港の大手デベロッパーによる本土不動産の売り加速について、国内の同業者の間で再び不穏な空気が流れている。中国本土の不動産市場の歴史が浅く、先輩である香港の同業者の動きに警戒するムードが高まっている。
専門家は、北京や上海などの住宅価格の上昇期待から国内デベロッパー大手が高い値段で北京などの用地を落札していたと指摘。一方、資金回収が期待されていた杭州市など中型都市での販売低迷や価格下落が続いているため、キャッシュフロー悪化が大手まで広がる可能性があるとの見方を示した。
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香港の大手デベロッパーによる本土不動産の売り加速について、国内の同業者の間で再び不穏な空気が流れている。中国本土の不動産市場の歴史が浅く、先輩である香港の同業者の動きに警戒するムードが高まっている。
専門家は、北京や上海などの住宅価格の上昇期待から国内デベロッパー大手が高い値段で北京などの用地を落札していたと指摘。一方、資金回収が期待されていた杭州市など中型都市での販売低迷や価格下落が続いているため、キャッシュフロー悪化が大手まで広がる可能性があるとの見方を示した。
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