ドコモが国内外のメーカーと「第5世代携帯」の実験へ
[14/05/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
NTTドコモ<9437>は8日、2020年の商用サービス開始を目指して2010年より開発を進めている「第5世代移動通信方式(5G)」に関する実験について、国内外の通信機器メーカーと個別に協力することで合意したと発表した。合意したのは、富士通<6702>、NEC<6701>、米仏系アルカテル・ルーセント、スウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキア、韓国のサムスン電子の6社。
5Gとは、現在世界的に導入されている第3.9世代/第4世代(LTE/LTE-Advanced)をさらに高度化し、10Gbpsを超える通信速度、LTEの約1000倍にもおよぶ大容量化、M2M通信の普及に伴う端末数の増加や多様なサービスへの対応などを目指して研究が進められている次世代の移動通信方式で、2013年頃から世界の様々な研究団体や国際会議などで議論が活発化している。
ドコモは、5Gのサービス提供に向けて現在利用されている周波数よりも高い6GHzを超える周波数を活用した広帯域移動通信技術や、超多素子アンテナを用いた高速大容量伝送技術、超高密度に配置した光張出しスモールセルによる単位面積あたりの容量を増大させる技術、M2Mやブロードバンド通信など様々なアプリケーションに適した新しい信号波形など、様々な技術を検証する。
2014年中にドコモR&Dセンタ(神奈川県横須賀市)などで屋内実験を開始し、2015年以降に屋外実験を開始する予定で、5G関連の世界の研究団体や国際会議、2016年以降に開始される5Gの標準化活動などに実験の成果を反映していくとともに、より高度な技術の創出と確立に向け活用する予定という。
しかし、4Gでもまだまだ地方におけるつながりにくさや通信速度の不安定さに対するユーザーからの不満は多く、新しいサービスの提供を急ぐことも大事だが、現在のサービス環境の充実・強化を図ることも必要だと思われる。
<YU>
5Gとは、現在世界的に導入されている第3.9世代/第4世代(LTE/LTE-Advanced)をさらに高度化し、10Gbpsを超える通信速度、LTEの約1000倍にもおよぶ大容量化、M2M通信の普及に伴う端末数の増加や多様なサービスへの対応などを目指して研究が進められている次世代の移動通信方式で、2013年頃から世界の様々な研究団体や国際会議などで議論が活発化している。
ドコモは、5Gのサービス提供に向けて現在利用されている周波数よりも高い6GHzを超える周波数を活用した広帯域移動通信技術や、超多素子アンテナを用いた高速大容量伝送技術、超高密度に配置した光張出しスモールセルによる単位面積あたりの容量を増大させる技術、M2Mやブロードバンド通信など様々なアプリケーションに適した新しい信号波形など、様々な技術を検証する。
2014年中にドコモR&Dセンタ(神奈川県横須賀市)などで屋内実験を開始し、2015年以降に屋外実験を開始する予定で、5G関連の世界の研究団体や国際会議、2016年以降に開始される5Gの標準化活動などに実験の成果を反映していくとともに、より高度な技術の創出と確立に向け活用する予定という。
しかし、4Gでもまだまだ地方におけるつながりにくさや通信速度の不安定さに対するユーザーからの不満は多く、新しいサービスの提供を急ぐことも大事だが、現在のサービス環境の充実・強化を図ることも必要だと思われる。
<YU>