【中国から探る日本株】アリババ:MVNOとしても存在感、予約開始2日で番号「売り切れ」
[14/05/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の電子商取引大手、アリババ・グループは、MVNO(仮想移動体通信事業者)としても存在感を増していきそうだ。
中国では近く、通信キャリアから回線を借り受けて携帯電話サービスを提供するMVNO制度が始動する見込みで、事業免許を取得した各社が予約の受付を開始している。地元メディアによれば、うちアリババ傘下の阿里通信が人気を集めているといい、予約開始から2日間で番号が「売り切れ」になったという。
中国の主要経済紙「経済観察報」のオンライン版が14日伝えた。阿里通信は今週12日に、北京や上海、広州、杭州、深センなど主要25都市で予約を開始。初日には約17万人が予約した。ピーク時には1秒間に10人の予約が入る人気ぶりだった。
阿里通信によれば、MVNOが提供できる電話番号は、通信キャリアによって制限されている。このため、同社は番号の追加を急いで申請したようだ。なお、同社は中国の3大通信キャリア全てとMVNO契約を結んでいる。
アリババは今回新たに参入する通信事業について、傘下のインターネット通販サイト「淘宝(タオバオ)」やオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」などと連携させた事業展開を予定。独自サービスへの期待感や知名度の高さが人気の背景にあると指摘されている。
<NT>
中国では近く、通信キャリアから回線を借り受けて携帯電話サービスを提供するMVNO制度が始動する見込みで、事業免許を取得した各社が予約の受付を開始している。地元メディアによれば、うちアリババ傘下の阿里通信が人気を集めているといい、予約開始から2日間で番号が「売り切れ」になったという。
中国の主要経済紙「経済観察報」のオンライン版が14日伝えた。阿里通信は今週12日に、北京や上海、広州、杭州、深センなど主要25都市で予約を開始。初日には約17万人が予約した。ピーク時には1秒間に10人の予約が入る人気ぶりだった。
阿里通信によれば、MVNOが提供できる電話番号は、通信キャリアによって制限されている。このため、同社は番号の追加を急いで申請したようだ。なお、同社は中国の3大通信キャリア全てとMVNO契約を結んでいる。
アリババは今回新たに参入する通信事業について、傘下のインターネット通販サイト「淘宝(タオバオ)」やオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」などと連携させた事業展開を予定。独自サービスへの期待感や知名度の高さが人気の背景にあると指摘されている。
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