日本生産でもレトルトカレー7500個回収
[14/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
食品大手のニチレイフーズは27日、京王電鉄グループの「レストラン京王」専用商品として製造したレトルトカレー「新宿カレー ビーフ」(200グラム)の一部で加圧加熱殺菌処理が行われていないものが見つかったため、自主回収すると発表した。賞味期限が2016年3月25日の商品で7508個が対象。
回収対象の商品は、レストラン京王が運営するカレーショップ「C&C」の東京都内19店舗に加え、大阪府の「千里阪急」や兵庫県の「宝塚阪急」などで販売していたほか、インターネット通販などで贈答用として売られていた。22日にC&C新宿本店で袋が膨らんでいる商品11個が見つかり、ニチレイフーズが該当商品を回収し内容を確認したところ、レトルトパウチ袋の外観や袋内面のカレー色素沈着状況からこれらの現品は加圧加熱殺菌処理がされていないことが判明したという。
山形工場で不具合の生じた小箱包装機を調整する際、工場作業員が加圧加熱殺菌前の商品を用いて調整し、その調整に用いた加圧加熱殺菌前の商品が誤って混入したとみられる。
現時点での健康被害の申し出はないとのことだが、食中毒を起こす可能性もあるため食べないよう呼び掛けている。
先日から食の安全を脅かすニュースが続いている。
消費者の健康被害に直結するにも関わらず、消費者個人では調べようのないことで、消費者は販売されているものを安全と信頼して口にするほかないため、再発防止・管理徹底に努めてもらいたい。
<YU>
回収対象の商品は、レストラン京王が運営するカレーショップ「C&C」の東京都内19店舗に加え、大阪府の「千里阪急」や兵庫県の「宝塚阪急」などで販売していたほか、インターネット通販などで贈答用として売られていた。22日にC&C新宿本店で袋が膨らんでいる商品11個が見つかり、ニチレイフーズが該当商品を回収し内容を確認したところ、レトルトパウチ袋の外観や袋内面のカレー色素沈着状況からこれらの現品は加圧加熱殺菌処理がされていないことが判明したという。
山形工場で不具合の生じた小箱包装機を調整する際、工場作業員が加圧加熱殺菌前の商品を用いて調整し、その調整に用いた加圧加熱殺菌前の商品が誤って混入したとみられる。
現時点での健康被害の申し出はないとのことだが、食中毒を起こす可能性もあるため食べないよう呼び掛けている。
先日から食の安全を脅かすニュースが続いている。
消費者の健康被害に直結するにも関わらず、消費者個人では調べようのないことで、消費者は販売されているものを安全と信頼して口にするほかないため、再発防止・管理徹底に努めてもらいたい。
<YU>