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【中国から探る日本株】4-6月期の国内スマホ販売:小米が初の首位浮上、サムスンを上回る

注目トピックス 経済総合
中国のスマートフォン市場で、新興メーカーの小米科技(シャオミ)が初のシェアトップに浮上した。米調査会社カナリスの統計データによると、小米のシェアは今年4-6月期に14%となり、韓国サムスン電子の12%を上回った。3位はレノボ、4位は宇龍(酷派:クールパッド)で中国勢が上位を占めた。

カナリスのアナリストは小米の躍進について、ローエンド端末「紅米(honmi)」の貢献によるものと分析している。同モデルはハイスペックかつ競争力のある価格が売りで、今年4-6月期には1500万台を売り上げた。これは小米の上期の出荷台数(2610万台)の半数以上を占めている。

小米は2010年設立の新興企業で、地元での別名は「中国のアップル」。そのスマホ販売台数は2012年の700万台から、2013年には1900万台まで急増した。2014年は6000万台、2015年は1億台を目指すとの目標を掲げている。

小米は今後、インドやブラジル、ロシアなど、中国以外の新興国で積極的に攻勢をかける方針だ。国内だけでなく、世界でも存在感を増しており、4-6月期の世界シェアは5位に浮上している。韓国メディアでは、小米がサムスンにとって「アジアで最大の脅威」だと指摘している。



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