中国:アリババ、子会社の不正会計疑惑で米IPO遅れる可能性も
[14/08/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
中国の電子商取引最大手、アリババ・グループ・ホールディングの米国での新規株式公開(IPO)がさらに遅れる可能性が一部で指摘されている。子会社のアリババ・ピクチャーズ(01060/HK)について、過去に不適切な会計処理を行っていた可能性が明らかとなったためだ。
アリババ・ピクチャーズは香港に上場する映画制作会社。今年6月、アリババによる買収が完了したばかりだ。アリババ・ピクチャーズの15日付の発表によると、新経営陣が財務記録を確認した際、買収前に不適切な財務情報の処理があった可能性が発覚。同社はこの日から株式取引を一時停止している。
これまでの報道によると、アリババは9月16日にも米国市場に上場する見通しだ。今回の不正会計疑惑がアリババの上場そのものに影響する公算は小さいとの見方が多いが、米当局が審査を厳しくする可能性がある。
また、香港メディアでは市場関係者の見解を引用する形で、上場計画がさらに遅れる可能性もあると報じた。アリババは今回の問題について、目論見書の中で説明する必要が生じると指摘されている。
<NT>
アリババ・ピクチャーズは香港に上場する映画制作会社。今年6月、アリババによる買収が完了したばかりだ。アリババ・ピクチャーズの15日付の発表によると、新経営陣が財務記録を確認した際、買収前に不適切な財務情報の処理があった可能性が発覚。同社はこの日から株式取引を一時停止している。
これまでの報道によると、アリババは9月16日にも米国市場に上場する見通しだ。今回の不正会計疑惑がアリババの上場そのものに影響する公算は小さいとの見方が多いが、米当局が審査を厳しくする可能性がある。
また、香港メディアでは市場関係者の見解を引用する形で、上場計画がさらに遅れる可能性もあると報じた。アリババは今回の問題について、目論見書の中で説明する必要が生じると指摘されている。
<NT>