ユニクロと大和ハウスが物流で大規模提携
[14/10/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
カジュアル衣料専門店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリング<9983>と大和ハウス工業<1925>は14日、ユニクロ向けの物流を担う共同出資会社を設立すると発表した。総事業費は約650億円、大和ハウスが私募の不動産投資信託(REIT)を設定して調達する。
全国に物流施設を建設し、インターネット通販で購入した人の自宅やユニクロの店舗への配送時間を短縮する。
第1弾として2016年1月に東京都江東区有明に地上6階建て、延べ床面積11万2000平方メートルの物流倉庫を建設。東京都内に物流拠点を設けることで倉庫から配送センターを経ず直接購入者へ配達できるため、コストと配送時間を大幅に削減できる。また、倉庫にバックルーム機能を備えて効率化を図り、欠品を減らしていく。完成すれば、現在のユニクロのインターネット通販は早くても注文の翌々日配送だが、首都圏なら注文した当日や翌日に配達ができるようになるという。
両社は今後、全国10カ所程度に物流拠点を設けて当日配達できる地域を広げるほか、海外展開も図り、ユニクロのネット通販を強化していく。
AmazonやYahoo!、楽天、LOHAKO、ヨドバシ.comなど最近では当日や翌日に配達されるインターネット通販はかなり増えてきている。
家にいても実店舗で購入したのと変わらず当日手に入るというのは確かに便利だが、スピード配送競争はますます激化していくことになり、実際に配送を請け負う運送・物流業界は厳しさを増しそうだ。
<YU>
全国に物流施設を建設し、インターネット通販で購入した人の自宅やユニクロの店舗への配送時間を短縮する。
第1弾として2016年1月に東京都江東区有明に地上6階建て、延べ床面積11万2000平方メートルの物流倉庫を建設。東京都内に物流拠点を設けることで倉庫から配送センターを経ず直接購入者へ配達できるため、コストと配送時間を大幅に削減できる。また、倉庫にバックルーム機能を備えて効率化を図り、欠品を減らしていく。完成すれば、現在のユニクロのインターネット通販は早くても注文の翌々日配送だが、首都圏なら注文した当日や翌日に配達ができるようになるという。
両社は今後、全国10カ所程度に物流拠点を設けて当日配達できる地域を広げるほか、海外展開も図り、ユニクロのネット通販を強化していく。
AmazonやYahoo!、楽天、LOHAKO、ヨドバシ.comなど最近では当日や翌日に配達されるインターネット通販はかなり増えてきている。
家にいても実店舗で購入したのと変わらず当日手に入るというのは確かに便利だが、スピード配送競争はますます激化していくことになり、実際に配送を請け負う運送・物流業界は厳しさを増しそうだ。
<YU>