(中国)銀行不良債権は総額14.5兆円、13四半期連続で増加
[14/11/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国商業銀行の間で、不良債権の規模が膨らみつつある。今年第3四半期末の不良債権総額は7669億人民元(約14兆5354億円)に拡大。第2四半期末比で725億人民元(10.4%)上積みされたという。中国銀行業監督管理委員会がこのほど報告した。
不良債権の総額は、13四半期連続で増えている。不良債権比率の上昇(=悪化)も進行した。前四半期末比で0.09ポイント高い1.16%に達している。
銀行業の損失引当金の額も増勢。698億人民元増の1兆8952億人民元に拡大した。不良債権保全率(引当金などによるカバー率)も247.14%(前四半期末比↓15.74ポイント)に低下している。
上場16銀行の融資総額は65兆1000億人民元。債務者区分では、正常先が63兆3000億人民元、要注意先が1兆8000億人民元となった。
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不良債権の総額は、13四半期連続で増えている。不良債権比率の上昇(=悪化)も進行した。前四半期末比で0.09ポイント高い1.16%に達している。
銀行業の損失引当金の額も増勢。698億人民元増の1兆8952億人民元に拡大した。不良債権保全率(引当金などによるカバー率)も247.14%(前四半期末比↓15.74ポイント)に低下している。
上場16銀行の融資総額は65兆1000億人民元。債務者区分では、正常先が63兆3000億人民元、要注意先が1兆8000億人民元となった。
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