日産の中国合弁:SUV生産開始、乗用車に戦略重点シフト
[15/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
日産自<7201>の中国合弁、鄭州日産(河南省鄭州市)が乗用車事業に力を入れる。このほど東風汽車の自主ブランド「東風風度」シリーズ初のSUV(スポーツ多目的車)「MX6」を北京で公開した。商用車を主力としてきた鄭州日産は、日産自の他の中国合弁と比べて成長ピッチが緩慢だった。中国で需要が高まるSUVの導入を機に、乗用車市場の開拓に重点を置く構えだ。毎日経済新聞が26日付で伝えた。
「MX6」は、日産の中型SUV「エクストレイル」と同一プラットフォームを活用。CVT(無段変速機)、エンジン、4WDシステムなどにおいて、すべて日産の技術を採用した。外観もエクストレイルに類似した部分が随所にみられる。
この戦略変更に合わせて研究・開発力を増強。江蘇省常州市に「東風風度」の研究所を開設した。来月の開所を予定している。毎年1-3モデルのペースで「東風風度」の新車種を投入する計画。ミニバンの開発も進め、2018年の乗用車販売台数を30万台に引き上げる目標を掲げた。
【亜州IR】
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「MX6」は、日産の中型SUV「エクストレイル」と同一プラットフォームを活用。CVT(無段変速機)、エンジン、4WDシステムなどにおいて、すべて日産の技術を採用した。外観もエクストレイルに類似した部分が随所にみられる。
この戦略変更に合わせて研究・開発力を増強。江蘇省常州市に「東風風度」の研究所を開設した。来月の開所を予定している。毎年1-3モデルのペースで「東風風度」の新車種を投入する計画。ミニバンの開発も進め、2018年の乗用車販売台数を30万台に引き上げる目標を掲げた。
【亜州IR】
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