(中国)全世帯の金融資産、株価急落で約190兆円目減り=CICC
[15/09/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国国際金融公司(CICC)が発表した最新リポートで、最近の株価急落を受け、全世帯の金融資産が約10兆元(約190兆円)目減りしたと試算した。ただ、全世帯の資産と負債バランスから見ると、今回の株価下落が与える影響が限定的だとの見方を示した。とはいえ、株式市場の急落が中国の国内総生産(GDP)安定成長の足かせになる可能性が否定できないと強調した。
なお、全世帯の銀行預金残高は約54兆元となり、不動産を含む固定資産の時価総額は約200兆元(CICCの試算)以上。株価の急落がもたらした資産の減少額は全体の金融資産の3%にとどまるとみられている。
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なお、全世帯の銀行預金残高は約54兆元となり、不動産を含む固定資産の時価総額は約200兆元(CICCの試算)以上。株価の急落がもたらした資産の減少額は全体の金融資産の3%にとどまるとみられている。
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