中国がイラン高速鉄道を整備、建設費2390億円で正式着工
[16/02/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国の支援によって、イランの高速鉄道が今月6日に着工された。テヘランとマシュハドを結ぶ区間の電化工事に取り組む。工期は42カ月を予定。開通後は5年の保守サービスを提供する。中国商務部が報告した。
建設費は21億米ドル(約2390億円)に設定。うち中国側は85%を融資する。中国機械工業建設集団、蘇電集団、イラン重工業最大手MAPNAが工事を請け負う。時速は250キロに設定し、車両70両を運行させる。これら内容は、2015年6月時点で両国政府が合意していた。
両端の移動時間は6時間に半減する見込み。年間の貨物輸送量は1000万トンを想定する。
テヘランとマシュハドの間を走る既存の道路は、毎年約2500人の生命が奪われる難所。中国の援助で高速鉄道が開通すれば、犠牲者が700人にまで7割減ると期待されるという。
【亜州IR】
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建設費は21億米ドル(約2390億円)に設定。うち中国側は85%を融資する。中国機械工業建設集団、蘇電集団、イラン重工業最大手MAPNAが工事を請け負う。時速は250キロに設定し、車両70両を運行させる。これら内容は、2015年6月時点で両国政府が合意していた。
両端の移動時間は6時間に半減する見込み。年間の貨物輸送量は1000万トンを想定する。
テヘランとマシュハドの間を走る既存の道路は、毎年約2500人の生命が奪われる難所。中国の援助で高速鉄道が開通すれば、犠牲者が700人にまで7割減ると期待されるという。
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