日米の注目経済指標:6月米小売売上高は堅実な伸びに
[16/07/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
7月11日-15日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■11日(月)午後11時発表予定
○(米)6月労働市場情勢指数-5月実績は-4.8
参考となる5月実績は-4.8で2009年5月以来の水準に低下。雇用の伸びは減速していることを示唆する数値となった。6月の非農業部門雇用者数は予想を大きく上回ったが、5月分は下方修正されており、6月の失業率は上昇した。6月の労働市場情勢指数は改善する見込みだが、マイナスとなる可能性が高い。
■15日(金)午前11時発表予定
○(中)4-6月期国内総生産-予想は前年比+6.6%
参考となる1-3月期の実績は前年同期比+6.7%で市場予想と一致した。国家統計局の発表によると1-3月期は工業生産、都市部固定資産投資、小売売上高は3月中にしっかりとした伸びを記録した。4-6月期については、新規融資が大幅に減少していないことやインフラ投資が継続していることから、6%台後半の成長率を維持する可能性がある。
■15日(金)午後9時30分発表予定
○(米)6月小売売上高-予想は前月比+0.1%
参考となる5月実績は前月比+0.5%で市場予想を上回った。雇用情勢の改善が続いていることから、6月も堅実な伸びとなる可能性がある。飲食店の売上やオンライン販売は順調に推移しており、反動減となる可能性は低いとみられる。
■15日(金)午後9時30分発表予定
○(米)6月消費者物価コア指数-予想は前年比+2.2%
参考となる5月実績は前年比+2.2%。家賃と、ホテル宿泊費などの住居関連費は前月比+0.4%の高い伸びとなったことが物価上昇に寄与した。6月については住居関連や医療費などの上昇が続くとみられており、コア指数の伸びは5月実績と同等の水準になるとみられる。
その他の主な経済指標の発表予定は、11日(月):(日)5月機械受注、14日(木):(米)6月生産者物価指数、15日(金):(米)6月鉱工業生産・設備稼働率、(米)5月企業在庫、(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数。
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■11日(月)午後11時発表予定
○(米)6月労働市場情勢指数-5月実績は-4.8
参考となる5月実績は-4.8で2009年5月以来の水準に低下。雇用の伸びは減速していることを示唆する数値となった。6月の非農業部門雇用者数は予想を大きく上回ったが、5月分は下方修正されており、6月の失業率は上昇した。6月の労働市場情勢指数は改善する見込みだが、マイナスとなる可能性が高い。
■15日(金)午前11時発表予定
○(中)4-6月期国内総生産-予想は前年比+6.6%
参考となる1-3月期の実績は前年同期比+6.7%で市場予想と一致した。国家統計局の発表によると1-3月期は工業生産、都市部固定資産投資、小売売上高は3月中にしっかりとした伸びを記録した。4-6月期については、新規融資が大幅に減少していないことやインフラ投資が継続していることから、6%台後半の成長率を維持する可能性がある。
■15日(金)午後9時30分発表予定
○(米)6月小売売上高-予想は前月比+0.1%
参考となる5月実績は前月比+0.5%で市場予想を上回った。雇用情勢の改善が続いていることから、6月も堅実な伸びとなる可能性がある。飲食店の売上やオンライン販売は順調に推移しており、反動減となる可能性は低いとみられる。
■15日(金)午後9時30分発表予定
○(米)6月消費者物価コア指数-予想は前年比+2.2%
参考となる5月実績は前年比+2.2%。家賃と、ホテル宿泊費などの住居関連費は前月比+0.4%の高い伸びとなったことが物価上昇に寄与した。6月については住居関連や医療費などの上昇が続くとみられており、コア指数の伸びは5月実績と同等の水準になるとみられる。
その他の主な経済指標の発表予定は、11日(月):(日)5月機械受注、14日(木):(米)6月生産者物価指数、15日(金):(米)6月鉱工業生産・設備稼働率、(米)5月企業在庫、(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数。
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