政治から読み解く【経済と日本株】民進・玉木氏 :剰余金を全額一般会計に繰り入れることはやめたのではなかったのか
[16/12/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
民進・玉木氏は「平成22年12月、財務省は外為特会の剰余金については当面、保有資産の30%以上を留保すると決めたのに、来年度予算では、1円も留保することなく「全額」一般会計に繰り入れることにしている。約束破りだ」、「外為特会の「かくれ借金」に頼る来年度予算編成は、財務省自らが平成22年12月22日に発表した「外国為替資金特別会計の剰余金の一般会計繰入ルールについて」との整合性を欠く。剰余金を全額一般会計に繰り入れることはやめたのではなかったのか」とツィート(12/23)
円安・ドル高が急速に進んでも日本銀行や政府が特に問題にしていないことが少々不可解だったが、その理由がこの問題と密接に関わっているのかもしれない。円安によって外為特別会計における剰余金が増えることが期待されているのだろう。外為特会からの繰り入れによる予算編成はこれからも繰り返される可能性が高い。ただし、円安・ドル高がいつまでも続くと決めつけるのは危険だ。
<MK>
円安・ドル高が急速に進んでも日本銀行や政府が特に問題にしていないことが少々不可解だったが、その理由がこの問題と密接に関わっているのかもしれない。円安によって外為特別会計における剰余金が増えることが期待されているのだろう。外為特会からの繰り入れによる予算編成はこれからも繰り返される可能性が高い。ただし、円安・ドル高がいつまでも続くと決めつけるのは危険だ。
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