NY為替:ドル・円は102円70銭、ウクライナ情勢、中国経済・金融システム懸念で円買い継続
[14/03/13]
提供元:株式会社フィスコ
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12日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は102円55銭まで下落後、102円87銭へ反発し102円70銭で引けた。ウクライナ情勢、中国経済・金融システムへの懸念を受けたリスク回避の円買いが継続。ニューヨークでのビル爆発事故の報道も一時円買いを加速させた。オバマ米大統領とウクライナ暫定政権のヤツェニュク首相との会談を控えロシア軍は、ウクライナ東部との国境で「継続的に兵力を増強している」と報じられている。G7(先進7カ国)は声明の中で、ロシアに対しクリミアの住民投票には法的根拠がなく、ロシアによるクリミア併合は国連憲章に違反すると繰り返し、ロシアにウクライナ政府と交渉に入るよう要請した。
ユーロ・ドルは、1.3869ドルから1.3914ドルへ上昇し1.3900ドルで引けた。米国債利回りの上昇に伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、142円49銭から142円95銭へ上昇した。ポンド・ドルは、1.6587ドルから1.6624ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.8768フランから0.8744 フランへ下落した。
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