日経平均は378円安、ウクライナ情勢緊迫化や中国の景気減速懸念でリスク回避
[14/03/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時10分現在の日経平均株価は、14437.86円(前日比-378.12円)で推移。明後日16日にクリミアでロシア編入を問う住民投票が実施されるが、ケリー米国務長官はクリミアの住民投票後におけるロシアの行動次第では、欧米は17日に非常に深刻な措置をとる可能性があると警告、ウクライナ情勢の緊迫化を受けてリスク回避の動きが強まっている。また、中国の景気減速懸念が強まっていることも手掛けづらい要因に。主力株中心に売りが先行するなか、外部環境の不透明感を背景に積極的な押し目買いは限定的となっている。
セクター別では全業種が下落するなか、電力・ガス、保険、不動産、機械、金属製品が下落率上位。値上がり率上位には、TASAKI<7968>、トランコム<9058>、ディップ<2379>、オハラ<5218>、ラウンドワン<4680>などがランクイン。値下がり率上位には、イーブック<3658>、名村造船<7014>、DNC<4246>、洋缶HD<5901>、東北電力<9506>などがランクイン。出来高上位には、みずほFG<8411>、三菱UFJ<8306>、日鉄住金<5401>、神戸製鋼<5406>、マツダ<7261>などがランクインしている。
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