欧米諸国による対ロ制裁 金融制裁に発展するか?
[14/03/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
市場参加者の間では、欧米諸国による対ロシアの追加制裁措置の内容が注目されている。一部の市場参加者は、金融制裁に動くかどうかを大変気にしているようだ。17日付ロイターによると、対ロシア向けエクスポージャーの国別首位は仏銀で、ソシエテ・ジェネラルの224億ユーロが最も多いとされている。ほかでは、伊ウニクレディトは186億ユーロ、オーストリアのライファイゼンが132億ユーロ。
また、昨年9月末時点のBIS統計によると、外国銀行の融資残高は2420億ドルで、このうち欧州の銀が1840億ドル(フランス509億ドル、ドイツは237億ドル)、米銀3367億ドル、邦銀は163億ドルとなっていた。対ロ金融制裁が発動した場合、ロシア向け債権を大量に保有している金融機関に何らかの影響が及ぶことは避けられないとの見方がある。なお、米金融大手GSは1年前からロシアの魅力を投資家にPRする業務を3年契約で受託しているもよう。
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また、昨年9月末時点のBIS統計によると、外国銀行の融資残高は2420億ドルで、このうち欧州の銀が1840億ドル(フランス509億ドル、ドイツは237億ドル)、米銀3367億ドル、邦銀は163億ドルとなっていた。対ロ金融制裁が発動した場合、ロシア向け債権を大量に保有している金融機関に何らかの影響が及ぶことは避けられないとの見方がある。なお、米金融大手GSは1年前からロシアの魅力を投資家にPRする業務を3年契約で受託しているもよう。
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