《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[14/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅高となる】14350-14500円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、28日の下落部分は吸収してくることになりそうだ。米スプリントは赤字縮小が好感されて10%超の上昇をみせており、ソフトバンク<9984>の動向が注目されるところか。28日の下げでボリンジャーバンドの-1σまで調整しているため、リバウンドが意識されやすいところでの反発になりそう。ただし、25日線が14510円辺り、一目均衡表では転換線が14390円、基準線が14525円辺りに位置しているため、転換線辺りでの攻防となると、次第に様子見姿勢に。日銀の金融政策決会合を控えており、現状維持がコンセンサスながら、サプライズ緩和を期待したいところか。14350-14500円のレンジを想定する。
【大幅高となる】現状維持は想定線、15時以降の先物に注目=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値は28日の日中225先物比135円高の14445円。為替市場では、ドル・円は102円60銭台、ユーロ・円は141円70銭台と小動き(8時00分時点)。本日の注目は日銀金融政策決定会合の結果内容だが、市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」。足元4月上旬に見られたような「日銀プレー」はほぼ観測されなかったことで、緩和実施などへの期待感は皆無に等しい。サプライズを狙う黒田日銀総裁からすると絶好のタイミングかもしれないが、前回の会合以降、目立った経済指標の悪化は見られなかったことを考慮すると、やはり「現状維持」が妥当なところか。ただ、15時にリリースされる「展望レポート」で先行きの悪化が確認されれば、早期の緩和実施期待が高まる可能性も。
個別では、決算発表が本格化していることで個別銘柄中心の相場展開は継続。パナソニック<6752>、NEC<6701>、伊藤忠<8001>、東エレク<8035>はノーサプライズとの見方。一方、事前観測報道を上振れたガンホー<3765>に資金は向かい、新興市場の商いが活発化する可能性がある。JDI<6740>の下方修正で投資家心理が悪化していただけにガンホーが上げ幅拡大となれば投資家心理は改善に向かう。
<KO>