日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は108円高、ソフトバンクなどが牽引
[14/05/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は小幅安スタートも上昇に転じる、ソフトバンクなどが牽引】
9時40分現在の日経平均株価は、14711.47円(前日比+108.95円)で推移。日経平均は小幅反落で始まったが、その後は上げに転じている。26日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場だった影響もあり、海外勢のフローが限られる中で利益確定の売りが先行した。一方、足元でリバウンド基調をみせてきているソフトバンク<9984>のほか、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>など指数インパクトの大きい値がさの一角が牽引する格好に。
売買代金上位ではソフトバンクのほか、アイフル<8515>、三井住友<8316>、富士重<7270>、エプソン<6724>、ケネディクス<4321>、KLab<3656>などが堅調。一方で、日本通信<9424>、ミクシィ<2121>、マイクロニクス<6871>、大日住薬<4506>が冴えない。 セクターでは証券、パルプ・紙、保険、非鉄金属、金属、サービス、通信などが堅調。一方で、繊維、不動産、電力・ガス、倉庫・運輸などが小安く始まった。
【ドル・円は101円96銭付近、株高継続を意識して下げ渋る】
ドル・円は101円96銭付近で推移。26日の米英金融市場が休場だったことから、主要通貨の取引は動意薄の状態が続いている。日経平均株価が上昇に転じたことからドル・円は下げ渋る展開。ただ、ある程度の株高は織り込み済みとの声が聞かれている。日経平均株価の上昇を好感したリスク選好的な円売り継続の可能性はあるが、アジア市場では102円前後でもみ合いが続く可能性は残されている。
■今後のポイント
・日経平均株価の続伸を意識して円売り継続の可能性
・101円90銭以下に短期筋などのドル買い興味
9時40分時点のドル・円は101円96銭、ユーロ・円は139円35銭、ポンド・円は171円90銭、豪ドル・円は94円42銭付近で推移している。
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