NY為替:ドル・円は102円35銭、ECBの追加緩和観測でユーロ売りが継続
[14/06/11]
提供元:株式会社フィスコ
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10日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は102円22銭まで下落後、102円42銭まで上昇し102円35銭で引けた。日経平均先物の下落に連れた円買いに下落後、予想を上振れた米国の4月卸売在庫・売上や米国労働省が発表した4月JOLT求人労働異動調査で求人件数が2007年9月来の最高に回復したため、米連邦公開市場委員会(FOMC)が資産購入策の縮小を継続するとの見方が強まり債券利回り上昇に伴うドル買いが再燃。
ユーロ・ドルは、1.3558ドルから1.3536ドルへ下落し1.3547ドルで引けた。リーカネン・フィンランド中銀総裁、マクチ・スロバキア中銀総裁、クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が必要であれば追加緩和措置を実施する方針を示したため、ユーロ売りが続いた。ユーロ・円は、138円45銭まで下落後138円75銭へ反発。欧日金利差の縮小観測に伴うユーロ売りが継続。
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