日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は54円高、昨日下落に対するリバウンドが先行
[14/06/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は54円高、昨日の下げに対するリバウンドを意識】
9時40分現在の日経平均株価は、15049.75円(前日比+54.95円)で推移。日経平均は小幅に反発して始まった。10日の米国市場では上値の重さが意識されるものの、NYダウは4営業日連続で最高値を更新。シカゴ先物が15000円処での底堅い値動きをみせていたこともあり、昨日の下げに対するリバウンドが意識される格好。セクターでは保険、食料品、金属製品、その他製品、情報・通信、電力・ガス、銀行、輸送用機器などが上昇。一方で、不動産、水産・農林、海運、精密機器、パルプ・紙、鉱業などが小安く始まっている。
売買代金上位ではソフトバンク<9984>が売り先行後にプラスに転じているほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、JT<2914>、三井住友<8316>、NTTドコモ<9437>、サイバーダイン<7779>などが堅調。一方で、ミクシィ<2121>が利食い先行。ケネディクス<4321>、アイフル<8515>、三井不<8801>などが冴えない。
【ドル・円は102円37銭、具体的なドル買い材料は多くないとの指摘】
ドル・円は102円37銭付近で推移。日経平均株価は堅調に推移しており、ドル・円は102円台前半で下げ渋る可能性があるとみられている。米長期金利の上昇を意識したドル買いは一巡したとの見方が多い。ユーロ安・米ドル高に連れてドル・円相場が円安方向に動くとの声が聞かれているが、具体的なドル買い材料は多くないとの指摘があり、ドル・円は102円50銭前後でのもみ合いがしばらく続くのではないか、との声が聞かれている。
■今後のポイント
・日経平均株価の反発を意識したドル買いも
・102円20銭以下に短期筋などのドル買い注文
9時40分時点のドル・円は102円37銭、ユーロ・円は138円51銭、ポンド・円は171円42銭、豪ドル・円は95円90銭付近で推移している。
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