日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は33円高、ソフトバンクやトヨタなどが堅調
[14/06/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は33円高、ソフトバンクやトヨタなどが堅調】
9時40分現在の日経平均株価は、15300.01円(前日比+33.40円)で推移。日経平均は反発で始まった。25日の米国市場では1-3月期GDP確定値が大幅に下方修正されたことで売りが先行したものの、NYダウは25日線を支持線に反発。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の15335円となり、これにサヤ寄せする格好に。
主要銘柄は総じて上昇して始まっており、売買代金上位ではソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、APLIX<3727>、JT<2914>、アイフル<8515>、富士通<6702>、KDDI<9433>、パナソニック<6752>などが堅調。一方、キヤノン<7751>、ブリヂストン<5108>、NTT<9432>、マクドナルド<2702>が軟調。
セクターでは金属製品、保険、銀行、倉庫・運輸、サービス、パルプ・紙、水産・農林、非鉄金属、建設、鉄鋼などが上昇。一方で、石油・石炭、空運、海運が小安く始まっている。また、材料系ではトヨタ自<7203>が燃料電池車を2014年度中に世界に先駆け日本で市販するとの発表を受けて、岩谷産<8088>が買い気配。ロボット関連ではサイバーダイン<7779>が反発、菊池製作所<3444>は売りが先行しており、まちまち。ミクシィ<2121>は5分割となり、分割考慮でほぼ横ばい推移。
【ドル・円は101円75銭付近、株高を意識した為替取引は観測されず】
ドル・円は101円75銭付近で推移。日経平均株価は反発となっているが、株高を意識した為替取引は観測されていないようだ。ただし、リスク回避的な円買い・米ドル売りは25日までに一巡したとの見方が多く、ドル・円は101円台後半で下げ渋る可能性が高いとみられている。日経平均株価が反落しなければ、ドル・円は底堅い動きを続けるものとみられている。
■今後のポイント
・具体的な売買材料不足でドルは小動き
・101円80銭以下に短期筋などのドル買い興味→ドルの下げは限定的との見方
9時40分時点のドル・円は101円75銭、ユーロ・円は138円71銭、ポンド・円は172円87銭、豪ドル・円は95円76銭付近で推移している。
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