米株式「米企業の4-6月期決算への警戒感から、利益確定売り継続か」
[14/07/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
9日のニューヨーク株式市場は、米国企業の4-6月期決算への警戒感から利益確定の売りが優勢の展開の中、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で利上げ時期を模索する展開が予想される。
昨日のマーケット終了後に、アルミニウム大手のアルコアが発表した決算は、売上高及び調整後一株利益が共にアナリスト予想を上回り、時間外取引で上昇して推移している。
アルコア決算を評価した流れが期待される一方で、モメンタム株の下落が市場心理を冷ます状況になりやすく、利益確定の流れが続きやすい。
また、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、6月の雇用統計の伸びで、FOMCに2015年1-3月(第1四半期)中の利上げを強いる可能性があるとの見方が台頭する中、利上げのタイミングを見極めることになる。
さらに中国の不動産バブルが20年前の日本より深刻だと指摘されていることも、手掛けづらくさせそうである。
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昨日のマーケット終了後に、アルミニウム大手のアルコアが発表した決算は、売上高及び調整後一株利益が共にアナリスト予想を上回り、時間外取引で上昇して推移している。
アルコア決算を評価した流れが期待される一方で、モメンタム株の下落が市場心理を冷ます状況になりやすく、利益確定の流れが続きやすい。
また、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、6月の雇用統計の伸びで、FOMCに2015年1-3月(第1四半期)中の利上げを強いる可能性があるとの見方が台頭する中、利上げのタイミングを見極めることになる。
さらに中国の不動産バブルが20年前の日本より深刻だと指摘されていることも、手掛けづらくさせそうである。
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