日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は19円安、鳥貴族は買い気配スタート
[14/07/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は19円安、鳥貴族は買い気配スタート】
9時40分現在の日経平均株価は、15283.47円(前日比-19.18円)で推移。日経平均は反発して始まった。9日の米国市場がアルコアの決算やFOMC議事録の内容が材料視されて上昇しており、この流れを引き継ぐ格好から4日ぶりに反発。セクターでは空運、その他金融、鉄鋼、倉庫・運輸、ゴム製品、不動産、電力・ガス、石油・石炭、非鉄金属、水産・農林などが上昇。一方で、証券が1%を超える下落。医薬品、精密、保険が小安い。
売買代金上位では、野村<8604>、トヨタ自<7203>、日本通信<9424>、三井物産<8031>、ホンダ<7267>、NTT<9432>、武田薬品<4502>などが軟調。半面、アイフル<8515>、ソフトバンク<9984>、東エレク<8035>、三井不<8801>などが堅調なスタートに。そのほか、昨日切り返しをみせていた菊池製作所<3444>が買い気配から始まったほか、サイバーダイン<7779>も上昇。ミクシィ<2121>は小幅高で推移。また、本日新規上場の鳥貴族<3193>は買い気配から始まっている。
なお、寄り前に発表された5月機械受注が前月比-19.5%となり、市場予想の+0.7%程度を大きく下回ったことがマイナス視され、寄り付き後の日経平均はマイナス圏に転じる展開になっている。
【ドル・円は101円53銭付近、5月機械受注への反応は限定的】
ドル・円は101円53銭付近で推移。今日発表された5月機械受注は前月比-19.5%の大幅減となったが、現時点で目立った反応はみられない。今日10日は、豪6月失業率と中国6月貿易収支が発表される。どちらもドル・円相場にある程度の影響を与える経済指標として注目されているようだ。豪6月失業率はやや上昇する可能性があるが、5月と同水準だった場合、リスク選好的な円売りが増えるとの見方がある。
9時40分時点のドル・円は101円53銭、ユーロ・円は138円57銭、ポンド・円は174円24銭、豪ドル・円は95円67銭付近で推移している。
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