日経平均は36円安で前引け、証券株がきつい下げに
[14/07/10]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
日経平均は小幅に続落。36.89円安の15265.76円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。9日の米国市場の上昇の流れもあり、15300円を回復して始まったが、その後はTOPIX型の売りが観測されるなか、下げに転じている。水準として5日線に上値を抑えられる格好であり、一方で25日線が支持線として意識されるなか、前日の終値を挟んでのこう着である。しかし、証券株のきつい下げなどが市場心理を不安にさせており、小幅な下げではあるが神経質な相場展開である。
セクターでは証券が2%超の下落となったほか、銀行、海運、精密機器、保険、機械、情報通信などが冴えない。一方で、空運、不動産、食料品などが小じっかり。東証1部の値下がり数は1000を超えており、全体の6割近くを占めている。物色は材料系の銘柄に集中しており、材料系の電線株が強い動きをみせている。
<KO>