日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は31円高、自律反発狙いの買いが優勢に
[14/07/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は31円高、自律反発狙いの買いが優勢に】
9時31分現在の日経平均株価は、15195.94円(前日比+31.90円)で推移。日経平均は小幅反発で始まった。11日の米国市場が上昇したことが安心感につながったようだが、先週はアベノミクス後で初の5日続落だったこともあり、自律反発狙いの買いが優勢のようだ。セクターでは、空運、情報・通信、石油・石炭、ゴム製品、化学、卸売、電力・ガス、精密機器などがしっかり。半面、海運、不動産、その他金融、その他製品、鉱業、食料品などが小安い。
売買代金上位では、TモバイルUSの買収で大筋合意との報道を受けたソフトバンク<9984>は、売り先行後にプラスに転じている。そのほか、トヨタ自<7203>、日本通信<9424>、ミクシィ<2121>、ホンダ<7267>、マーベラス<7844>、サーバーダイン<7779>などが堅調。一方で、菊池製作所<3444>が下げに転じてきているほか、オリックス<8591>、三井不<8801>などが冴えない。そのほか、業績観測が報じられたツガミ<6101>が買い気配から始まった。
【ドル・円は101円37銭付近、具体的なドル買い材料は不足】
ドル・円は101円37銭付近で推移。日経平均株価は小幅高で推移しており、株安を意識したリスク回避的な円買いは一服しつつある。ただ、具体的なドル買い材料は不足しており、日経平均株価が100円程度の上昇にとどまった場合、ドル・円は101円50銭付近で上げ渋る可能性があるとみられている。
9時31分時点のドル・円は101円37銭、ユーロ・円は137円87銭、ポンド・円は173円50銭、豪ドル・円は95円22銭付近で推移している。
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