日経平均は121円高、テーマ関連や材料株での好循環物色は継続
[14/07/15]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
14時06分現在の日経平均株価は、15418.19円(前日比+121.37円)で推移。前引け後に日銀が金融政策の現状維持を決定、目立った反応は限定的になっていたが、後場寄り付き後にファナック<6954>が下げ幅を拡大させたほか、ソフトバンク<9984>が一時マイナス圏に転じたことから、後場の日経平均は上げ渋る展開。
ただ、昨日高値レベルがサポートにもなり、利益確定売りが加速する状況には至っていない。全体的には15時30分に予定されている黒田日銀総裁会見待ちといったところ。個別では、沖電線<5815>など電線株が下落率上位になる一方、菱化工機<6331>など燃料電池関連の一角、アイフル<8515>が動意付くなど、テーマ関連や材料株での好循環物色の流れは継続している。
セクター別では、石油・石炭のみ下落するなか、ゴム製品、その他金融、不動産、保険、食料品などが上昇。値上がり率上位には、前澤工<6489>、ダイニック<3551>、菱化工機<6331>、アイフル<8515>、宮地エンジ<3431>などがランクイン。値下がり率上位には、芦森工<3526>、北電工業<6989>、サンヨーナゴヤ<8904>、虹技<5603>、佐鳥電機<7420>などがランクイン。売買代金上位には、アイフル<8515>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、三井住友FG<8316>などがランクインしている。
<KO>