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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は5円安、米ナスダックの下落が重しに

注目トピックス 市況・概況

【日経平均は5円安、米ナスダックの下落が重しに】

9時36分現在の日経平均株価は、15389.67円(前日比-5.49円)で推移。日経平均は反落で始まっている。注目されたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言では、株式や不動産など資産価格全体の水準は妥当だが、ソーシャル・メディアやバイオなど一部は割高との見解を示した。これを受けて15日のNY市場はナスダックが大きく下げており、それが重しになっているようだ。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の15395円だったが、大阪225先物はこれを下回る15360円から始まっている。円相場は1ドル=101円70銭辺りでの推移と、前日からはやや円安に推移。売買代金上位は高安まちまちであり、第一生命<8750>、ADWAYS<2489>、JT<2914>、ミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>、日本通信<9424>が軟調。一方で、ソフトバンク<9984>、エイチーム<3662>、トヨタ自<7203>、メガバンクなどが堅調。

セクターで石油・石炭が上昇率トップ。JX<5020>は、JX日鉱日石エネルギーが水素ステーション100ヵ所設置との報道を受けて買い気配からのスタート。鉱業、サービス、倉庫・運輸などが小じっかり。一方で、証券、水産・農林、空運、ゴム製品、精密機器などが冴えない。

【ドル・円は101円71銭付近、堅調推移も中国GDP発表を待つ状況か】

ドル・円は101円71銭付近で推移。日経平均株価は小幅安で推移しているが、株安を嫌気した円買いは観測されていない。市場参加者の多くは、日本時間午前11時発表の中国の4-6月期国内総生産(GDP)を確認したいようだ。市場予想は前年比+7.4%で1-3月期の成長率と同水準となる。中国GDPが予想通りであれば、成長鈍化への懸念は後退し、リスク選好的な円売りが増える可能性があるとみられている。

■今後のポイント

・中国4-6月期GDPが手掛かり材料に
・101円台前半でドル買い興味が残る

9時36分時点のドル・円は101円71銭、ユーロ・円は137円97銭、ポンド・円は174円31銭、豪ドル・円は95円22銭付近で推移している。



<KO>

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