日経平均は0.79円安で前引け、ナスダック下落が重しも下値は限定的
[14/07/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日経平均は小動き。0.79円安の15394.37円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。注目されたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言では、株式や不動産など資産価格全体の水準は妥当だが、ソーシャル・メディアやバイオなど一部は割高との見解を示した。これを受けて15日のNY市場はナスダックが大きく下げており、これが重しになる格好から反落で始まった。
しかし、下値は限定的であり、寄り付き直後につけた15355.00円を安値に、その後はプラスに転じる局面をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めているほか、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに上昇。TOPIXは小幅ながらプラスで前場の取引を終えている。もっとも、米モメンタム株の下落影響から、マザーズ指数は1.7%超の下げに。セクターでは、不動産、石油石炭、サービス、銀行、輸送用機器、建設などが堅調。半面、保険、非鉄金属、ゴム製品、その他金融などが冴えない。
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