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《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!

注目トピックス 市況・概況

【大幅安となる】14950-15150円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一

シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンでのスタートとなる。ただし、日経平均は2ヶ月ぶりに節目の15000円割れが意識される一方で、政策期待などを背景に押し目拾いの好機となることも考えられる。売り一巡後は15000円処での底堅さを見極める展開にも。

一目均衡表では再び雲上限を割り込み、ボリンジャーバンドでは-2σを下放れる格好になりそうである。トレンドは悪化傾向にあるが、15000円割れ後は雲上限が位置する15120円近辺までの戻りも意識しておきたいところか。また、13週線は15065円辺りに位置しており、終値でこれを上回っていれば、支持線としての機能が継続との見方に。14950-15150円のレンジを想定する。

【大幅安となる】安倍政権の株価政策の本気度が試される=フィスコ田代 昌之

円建てCME先物の終値は前日の日中終値比180円安の15010円。為替市場では、ドル・円は102円台の攻防、ユーロ・円は136円30銭台と円高に推移(7時45分時点)。本日は8月限オプションの特別精算指数(SQ)値が算出される。ECB通過後のユーロ安、米国株安といった外部環境の悪化を受けて、寄付きはOP権利行使価格15000円を意識した展開となりそうだ。円建てCME先物は15000円を割り込む場面も見られたことで、15000円割れのSQ値も十分にありえよう。

寄付き後は、日銀金融政策決定会合の内容及び、14時の7月街角景気ウォッチャー調査に注目が集まろう。日銀会合の市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」。市場ではいつも通り、15時30分からの黒田日銀総裁の記者会見までは様子見との見方は強い。ただ、昨日のECB通過後の為替市場の動向を見る限り、金融政策に対して市場の感応度は高いといえよう。来週の4-6月期GDPの発表に向けて為替市場で何らかの動きが見られる可能性も。

本日は、年金系などによる15000円割れ回避となるかに注目。安倍政権による株価政策の本気度が窺えよう。



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