日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は76円高、輸出関連中心に幅広い銘柄が買い先行
[14/09/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は76円高、輸出関連中心に幅広い銘柄が買い先行】
9時32分現在の日経平均株価は、15752.21円(前日比+76.03円)で推移。日経平均は反発し、100円超の上昇からスタート。欧州中銀(ECB)の利下げ決定を受けて円相場が1ドル=105円台を回復。その後も円安基調が強まってきているなか、輸出関連などを中心に幅広い銘柄に買いが先行している。セクターでは、非鉄金属、証券、建設、輸送用機器、ガラス・土石、その他金融、海運、精密機器、不動産、水産・農林などが堅調。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、みずほ<8411>、ファナック<6954>、マツダ<7261>、ファーストリテ<9983>、ホンダ<7267>、パナソニック<6752>、積水ハウス<1928>などが堅調。一方で、ソニー<6758>、熊谷組<1861>、ミクシィ<2121>、武田薬品<4502>などが利食い先行に。
【ドル・円は105円53銭、一時08年10月上旬以来となる105円71銭まで上昇】
ドル・円は105円53銭付近で推移。ドル・円は一時2008年10月上旬以来となる105円71銭まで買われたが、短期筋や顧客筋のドル売りが観測されており、ドル上昇はやや一服。株高を意識したリスク選好的なドル買いが継続するとの見方は多いが、米8月雇用統計を見極めたいとのムードも。なお、クロス円取引に絡んだ円売りのフローは増えていないもよう。
■今後のポイント
・株高を意識してリスク選好的なドル買い継続の可能性
・米8月雇用統計の発表待ちで短期筋などは様子見姿勢
9時32分時点のドル・円は105円53銭、ユーロ・円は136円43銭、ポンド・円は171円97銭、豪ドル・円は98円57銭付近で推移している。
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