日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は70円高、ドル・円は円安基調が継続
[14/09/09]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は70円高、ドル・円は円安基調が継続】
12時57分現在の日経平均株価は、15775.82円(前日比+70.71円)で推移。日経平均は前引け値から上げ幅を広げて始まっている。ランチタイムの225先物は15770円辺りでのこう着が続いていたが、現物の後場寄り付き直前には15790円を付けていた。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測。円相場は1ドル=106円30銭辺りと、朝方から円安基調が継続している。
セクターでは情報・通信が上昇率トップ。そのほか、保険、海運、ゴム製品、機械、輸送用機器などがしっかり。一方で、ガラス・土石、鉱業、サービス、不動産、食料品などが冴えない。規模別指数は大型株指数の強さが目立つ中、中型、小型株指数がプラスに転じている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>の上昇率が4%を超えている。そのほか、売買代金上位では、トヨタ<7203>など自動車株が堅調。一方で、ミクシィ<2121>、楽天<4755>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>などが冴えない。
【ドル・円は106円21銭付近、日米の円安容認観測などでドル買い】
ドル・円は、106円21銭付近で推移。アジア市場でドル・円は106円33銭まで上昇し、今年の高値を更新。市場参加者の間では、日本政府は円安を望んでおり、米国もこれを理解しているとの見方が広がっており、1ドル=110円を目指す流れになりつつある。
12時57分時点のドル・円は106円21銭、ユーロ・円は136円74銭、ポンド・円は170円75銭、豪ドル・円は98円38銭付近で推移。上海総合指数は、2323.73(前日比-0.12%安)で前引け。
<KO>