NY株式:ダウは54ドル高、値頃感から買い先行
[14/09/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は54.84ドル高の17068.71、ナスダックは34.24ポイント高の4586.52で取引を終了した。前日の下落を受けて値頃感から朝方は買いが先行。揉み合う場面もあったが、午後になって上昇幅を拡大する展開となった。弱気派で知られたウェルズ・ファーゴのストラテジストが強気に転じたことも注目を集めた。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)はUBSの投資判断引き上げで上昇。携帯端末メーカーのアップル(AAPL)も、9日の新製品発表を受けてゴールドマン・サックスが目標株価を引き上げ堅調推移となった。一方で、サファイアガラスを製造するGTアドバンスト・テクノロジーズ(GTAT)は、新型iPhoneでスクリーンへのサファイアガラスの全面採用の発表が無かったことで下落。またオークションサイトのイーベイ(EBAY)は、アップルの決済サービスで子会社のペイパルの業績悪化懸念で続落となった。
マーケット終了後に通信機器メーカーのJDSユニフェーズ(JDSU)は企業分割を、ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は増配を発表し、時間外取引で上昇して推移している。
(Horiko Capital Management LLC)
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